あ、ボーラー競馬やめた！
今日のメイショウボーラーはいつもと違っていた。
いつものような気配まるだしの気合がないパドック
騎手がのっても気合はのらない
やる気がないのか？
一方でキングカメハメハはピカピカの馬体をしている
地下馬道でも大人しくしていた
それが、馬場に出ると違って一気にテンションがあがったのかいきなり駆け出した
いつもならばゆったり王者のように返し馬をする馬がである
ファンファーレがなるとゲートに入るのを嫌った
雨？
他にも雨で走る気をなくしてしまったような馬はわりといた
ナイストップボーイとかそれはどうでもいい話
ゲートに入ると匠が技をみせた
全馬ゲート入りする前にさも、ゲートが開いたかのようなパフォーマンス
ボーラーを出遅れさせる作戦
福永はひっかかる
ついていることに最後のゲートインのローランジェネルーは匠の予想よりもさらにゲートを嫌っていた
ゲートが開いたのは1秒後
半馬身差ができたのは5完歩目
一気につきはなせ！
祐一はそういう作戦をとらないことにしている
外から来る馬がいないことを確認するとペースを緩めにいった
蛯名がおさえられなくなったのがその瞬間
タイキバカラは完全にもっていかれた
祐一はそのバカラを完全に放置
というか緩めたギアを入れかえるわけにはいかない
ハートランドカフェにも先行され、今までに無い他馬を前に2頭見る形での競馬
大欅に先頭がかくれるその前
「あ、ボーラー競馬やめた！」
プレイバックされるのは弥生賞のゴール直前
コスモバルクにかわされたボーラーは抜かれたときに競馬をやめるクセをつくってしまった
抜かれるまでは粘る
その粘りはかなり強い
ただ、抜き返すことをしない
そういう競馬は覚えていない
多くの逃げ馬はどこかの時点で抜き返す
いや、ゴール前に他馬を抜くという行為をしりつつ逃げている
ミホノブルボン、サイレンススズカ、セイウンスカイ
強い逃げ馬はこれを知っている
ボーラーは差す競馬をしたことがない
完全にやめたのは4コーナーに差しかかる時
普段ならこのコーナーワークでもうひとつつきはなすボーラア様がもう競馬をやめて4,5頭に前をかぶされている
手応えがなくなった
ケガを予感した
完全にやめたわけではない
ケガではないのか
初めて先行を許しながら直線を向えたボーラーは
前のタイキバカラにつっこんでしまう
ブレーキをかけて外にかわす祐一
ここでも、外に他馬がいたのがついてなかったコスモサンビームに抜け出される
再び闘志を出した
すでにゴール
坂をかけあがったままの差でゴール
コスモサンビームにまた負けた
キングカメハメハは遥か前方
これがG1で力を発揮するモンスター
これが栄光のNHKマイルカップだ
2歳時のモンスターは控える競馬を知ってしまったばかりに控える競馬を訓練された大王に蹴散らされた
展開も悪かった
それでも、戦う体制にもなかった
栄光はまだ遠い
晴れの舞台まであと3週間
もう、このつかれた体で一杯な調教はできない
ただ、ひとつ武器をもった
差す競馬をはじめて知った
ここでやってくれるは白井先生
他馬の回顧
キングカメハメハ
ムチもいれずになにやっちゃってんだ。
12Rのモノポールのタイムが1.33.5。そもそも1.32.5なんてのはNHKマイルカップのレコードではあるが、そういう話をするのはもう飽きた。*1今年の3歳馬はどいつもこいつもレコードレコードって*2もう飽きた。たぶん今年のダービーはいろんな意味で伝説になるだろう。その伝説のダービー馬はこのダービーを究極として、しまうかもしれない。生半可な調教では今年のダービーは勝てない。中2週だろうが、すぐに一杯で調教してテンションをあげなければ。
コスモサンビーム
右往左往
やっぱりこれはマイラーじゃないわ。マイラーなら府中で0.1秒は軽く損そうなふらつきかたしないし、四位騎手は今年乗り方を変えてから強いですね。福永もだけど。テン乗りが得意でない四位騎手がこれだけ乗れるんだから相当。ダービーうんぬんというのはこういうデタラメな動きでは言えないが、まだまだ先もずっと楽しみ。
シーキングザダイヤ
スピードにおいていかれた
ところをみると、超一流ラインまではまだきていないのでしょう。今回のレースぶりもビッグファルコンまではかわさなければいけなかったと思う。スピードにおいていかれるマイラーということでG1ではもう出番がないかも。
ダイワバンディット
来年の関屋記念で会いましょう
左は会うのでしょう。北村騎手もこの馬にのっていればもう1勝重賞が勝てるでしょう。
ビッグファルコン
新潟に行ってみてはどうでしょう
やっぱり最後の脚はかなりある。ためればためるほどよさそうだ。今日はペースも助けたのだろうが５〜１０着の一団でゴールするなかで最先着というのは評価に値する。
