競馬回顧

 2年前を思い出させるような鋭い切れ味でディアデラノビア圧勝

2年前の冬の京都競馬。同じ京都のマイル戦*1でエアメサイア以下をめちゃめちゃな走りでちぎり捨てたディアデラノビア*2が直線で馬群を切り裂き、残り1ハロンだけで突き放して圧勝。メンツはメンツですが、勝ち切れない競馬をしていただけにつけた着差が4…

 普通の馬の回顧 〜天皇賞・春〜

ほかのところも 2着リンカーンとノリはセオリーどおりディープインパクトについていくことなくゆっくり下った。あそこでついていくことが必ずしも勝ちにいく戦いとは限らない。どちらが正しいかはわからない。ついていったのがアンカツとローゼンクロイツで…

 スーパーロングスパート京都記念

タイトルどおりのスーパーロングスパートになった京都記念。最近の天皇賞・春はドスローでどれだけ優秀なあがり5Fを叩き出せるかという勝負になることが多いため、この京都記念は天皇賞に直結すると思う。また、今年は阪神が直線を長くするというスローを…

 阪神JFK 〜江川に負けたジュベナイルフィリーズ〜

昨日、書いたパワーを必要とする馬場。直前の雨でうわすべりする馬場になり、さらにピッチの速いパワーを要求する馬場になった。このレースを制したのがパラダイスクリーク産駒のテイエムプリキュア。パラダイスクリークというとアサカディフィートが思いお…

 キングストレイルがあまりにも凄すぎるセントライト記念

このキングストレイルという馬。かなり気にいった。気に言ったぞおおおおおお。久しぶりに正統派サンデーで気に言った。必ずや中距離G1で好勝負できるようになるだろう。ペリエ乗せて中距離ならディープインパクトに1回くらい勝てるかもしれん。言いすぎた…

 ローズS 〜圧倒的な戦力のフィリーズレビュー組〜

春の牝馬クラシックをフィリーズレビュー組が独占したことは既知の事実だったが、夏組が有利に働くローズSでも春の上位陣がきっちり仕上げてきて上位を独占した。道中は遅すぎるペースに完全にひっかかって3コーナーから仕掛けながら粘ったラインクラフト…

 札幌日刊スポーツ杯のペースが酷い +他のオープンも

どーもー放牧からかえってきました、ゼンノロブロイです。競馬はやっていないのですが、あんまりなレースがあるのでとりあげておきます。 ラップタイム 12.4-11.4-11.5-11.3-11-11.3遅い!遅すぎる。1番人気ディープサマーはおそらく先手を奪うということを…

 つきあいの長くなりそうな馬ばかりの函館記念

いやー、今週の函館記念は脊髄が回顧したがるね。しがいあるわ。ここに出てきたやつらはタイガーカフェとワイルドスナイパー*1以外はこれから良い馬券になってくれそう。実績馬がいないので伊藤雄二のエアセレソンが押し出されて人気に。いつのまにか復縁し…

 NSTOP

NSTオープン 漂流教室関屋記念にはあまり直結はしないNSTOP。ロイヤルキャンサーがこれまで芝1200mを使ってきてなれてきた速いラップをそのまま刻み、1200mペースについてこれない先行勢の脚を全滅させて勝利。1200m通過が1分7秒4ではそこそこのレベルではつ…

 マーメイドS

小頭数だけあってすんなりダイワエルシエーロがすんなり逃げ、1000m通過が60.5秒。3〜4コーナーで一旦後続をひきつけるシーンがあったがそのまま押し切りのゴール。さすがに宝塚を勝ったスイープトウショウだけに良い顔をさせるわけにはいかない。秋になる…

 栄冠賞はパフェオペディラムが1.2倍で圧勝

2歳馬が先行してデビューする旭川で馬が選別される栄冠賞。フサイチコンコルド産駒のパフィオペディラムが0.5差つけて圧勝。2着にもフサコン産駒のモエレジーニアスが入った。3着は2人気クリムゾンルージュ。オッズからしても、能力上位は4頭。 1人気 …

 ラジオたんぱ賞

先行争い大合戦でズボズボの刺し合いになった。 シルクレンジャーが超高速でかっとばし3コーナーで一気につかまるという馬鹿逃げ。どうしようもないハイペース。 12.3-10.9-11.3-12-12-11.7-12-12.4-12.6 上位を後方10番手以降の馬が独占し、コンラッドが優…

 安田記念

ラップタイム 12.2-10.7-11-11.7-11.8-11.4-11.3-12.2 安田記念の予想ではバランスオブゲームに◎を打つつもりでいた。 5月のラインクラフト、アサクサデンエンをみて、Aコース変わってのグリーンベルトをついつい期待してしまっていた。だが、今週の東京は…

 今までを全部リセットして考えようと思ったスプリングS

震度6という地震をモロにくらって、物が落ちるわ、電車が止まって岡部引退記念の馬券は買えないわと大変でした。 地震は音が一番怖いですね。隣の部屋でタンスが倒れたのかドーンという音がしました。これが一番怖かった。今まで、福岡では震度を感じるよう…

 フィリーズレビュー&アネモネS 〜桜花賞への駒は出揃った〜

フィリーズレビューをラインクラフトが勝ったことにより、桜花賞の主役が決定しました。今回、控える競馬を覚えたラインクラフトは磐石の体勢で桜花賞を迎える。2着 デアリングハート やっとプラス馬体重で出てきた。ここ照準で5敗しているため本番では用…

 中山牝馬S 〜大はずれの予想を反省する〜

久しぶりに大外れの今週はたっぷり反省の余地がありますね。それではいってみましょう。 ◎ヘヴンリーロマンス 10着 ○レクレドール 8着 ▲オースミコスモ 7着 まずは予想のアラを探していきましょう。 中山1800mは格を要求する。先日書いたように前走が重賞…

 俺が西田だ!男を見せた西田雄一郎 中京記念

みなさん!西田雄一郎をもっと応援すべきです。弥生賞がディープインパクト抜きに語れないように中京記念はこの男の友情を抜きにしては語れないでしょう。戦前の大方の予想は逃げ馬という逃げ馬はみあたらずおそらくグレイとジャーニーの単騎逃げになるので…

 AJCC

AJCC 逃げたい馬がみあたらず、ダラーっとした流れになるのかと思ったら内枠のニシノサブライムとタイガーカフェがやりあって早い流れを作った。 ラップタイム 12.7-11.3-11.9-11.6-11.7-11.9-11.8-12.1-12-12.2-12.2 1着 クラフトワーク 横山 文句なく…

 平安Sからフェブラリーステークスへ

うーん。はてながパワーアップしたみたいでなんとも使いにくい使用。スペックの低いパソコンなので、前のあっさりしたので十分だったのですが。 平安S 0/2900 クーカイが絶好のスタートでローエングリンを制して先頭へ、2ハロン目が10.7という飛ばし方では…

 淀短距離ステークス

京都11R 淀短距離ステークス 1200m 0/2000 1着 スナークスズラン 2着 コンコルディア 3着 マルカキセキ 4着 ゴールデンキャスト 5着 ナイキアヘッド雨のハンデ戦ということで秋に勝ち星のある馬が軽量な牝馬から順当に上位入線。7着までが0.2秒差の一…

 日経新春杯 〜1997年の天皇賞が浮世に蘇ろうとしている〜

今年の天皇賞・春は1997年の天皇賞のリベンジマッチである。 サクラローレルとマーベラスサンデーの一騎打ちになりマヤノトップガンと前2頭には決定的な差がついていた。条件戦ではない。G1だからこそ、決定的な差である。サクラローレルの2連覇は目前だっ…

 ガーネットS/万葉S/シンザン記念 〜ハーティーはペールの舎弟説〜

シンザン記念 0/500 今週の京都は外3頭分のラインがかなり伸びる馬場。そんなことなど100*1も承知の騎手達でとくに後ろからいく馬にのる騎手達のかけひきが1600mの間に行なわれた。有力馬のなかでは最も内の2番枠からのペールギュント騎乗の武騎手が2…

 朝日杯FS

勝手に1週間も休んでしまってごめんなさい。ちょっと読者も離れてしまったかなー。 更新がいきなり朝日杯FSの回顧からってのもすごい。レースで目だったのは上位2頭の強さが際立っていたことと、3着のペールギュントが重賞で圧勝して大きなところではイ…

 マイルチャンピオンシップ 〜2頭の牝馬と騎手〜

ギャラントアローの踏んで行くラップはかなり速く追走するメイショウボーラーにとってはスワンS以上の厳しい流れとなった。また、ラクティの進出が先行馬にとってさらにきつい展開となり最後は外から差す馬がなだれ込んだ。1着と最下位が2秒差という最近…

 マイルCSに向けての天皇賞・秋

新札って競馬場やWINSでもう使えるのだろうか。そういえば新価の自動払い戻し機ってJRAではかなり速い段階で対応しているような気がする。 さて、天皇賞でちゃんと走った馬はいずれ新札の樋口一葉や福沢諭吉になっていくだろう。きっちり回顧していく必要が…

 菊花賞

菊花賞 5-4F勝負 12.8 - 11.9 - 11.3 - 12.4 - 12.0 - 11.9 - 13.3 - 12.8 - 12.8 - 12.9 - 13.5 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 12.3 スタート、ハイアーゲームは出遅れ。枕言葉だ。外枠のコスモバルクのスタートは抜群で行ってしまわれた。はじめはブルートルネー…

 スプリンターズS

デュランダルの話を出したので、いまさらスプリンターズSの回顧をしようと思います。 今回の決め手はやはり馬場だったのだろうと思う。実力を出し切れたのは泥をかぶらなかった2頭。カルストンライトオがあれだけ突き放して勝てたのも、デュランダルがまと…

 セントライト記念/ローズS

セントライト記念 今回コスモバルクが菊に向けて重要だったのは 1.勝つこと 2.落ちつかせてレースをすることだった*1。 1.勝つこと 地方から菊花賞に挑戦するためにはこのセントライト記念で3着に入る必要があるのだが、もちろん勝って挑戦というのが…

 朝日CC/京成杯AH/セントウルS

今ごろ先週の回顧*1。ローズSはちょっと思い出したくないので、あとでやります*2… セントウルS タイキシャトル産駒については"長いところで凡走を繰り返す馬が短距離になったとたんに蘇る"というのはある程度わかっていて、外枠で先行するのが好きだというこ…

 エルムS/小倉2歳S/新潟2歳S/不知火特別

エルムS レースはブラックパワーがひっぱり、タイセイブレーヴも持ち前の先行力でついていく。さらにパーソナルラッシュがその外につけて3頭がほぼ重なった状態で進んでいきました。ウインデュエルはその3頭にきれいに囲まれた状態で後ろを追走。そして、…