2年前を思い出させるような鋭い切れ味でディアデラノビア圧勝

2年前の冬の京都競馬。同じ京都のマイル戦*1エアメサイア以下をめちゃめちゃな走りでちぎり捨てたディアデラノビア*2が直線で馬群を切り裂き、残り1ハロンだけで突き放して圧勝。メンツはメンツですが、勝ち切れない競馬をしていただけにつけた着差が4馬身、上がり3F 33.9というのはきっかけとしては最上等かと思われます。もちろん、G1常連で牡馬ともG2レベルで互角にやっていた馬にたいして54キロというハンデが軽すぎたというのも事実なので、次のレースが勝ち味を覚えるという意味での本当の復活、いや進化になるのでしょう。


この世代は春先の勢力がずっとそのまま活躍していた世代でシーザリオアメリカンオークス後引退、ラインクラフトが急性心不全エアメサイアが音信不通(俺が知らないだけか?)になっています。明け4歳勢の牝馬トップクラスの3頭が強い中にこの古豪がどれだけ混じっていけるか春に向けて楽しみが増えたレースでした。


7着 ワディラム
戦績を見ていると京都のマイルだけ特別に走るらしい。ずっとマイルばかり使われ続けているが、かなり先行力があってセンスもあるようなので中距離を使っても面白そう。出てくるときがあれば、チェックしておきたい。

*1:内周り

*2:カミ率70%