マーメイドS

小頭数だけあってすんなりダイワエルシエーロがすんなり逃げ、1000m通過が60.5秒。3〜4コーナーで一旦後続をひきつけるシーンがあったがそのまま押し切りのゴール。さすがに宝塚を勝ったスイープトウショウだけに良い顔をさせるわけにはいかない。秋になるとシーザリオラインクラフトという強い3歳がいて鞍上の福永騎手も迷うところだろう。


ラップを見ていくと後続をひきつけたはずの3〜4コーナーで11.7を2回刻んでいる。これでは追いついてきた後続はさらに速い足を使ったことになる。まともにマクってきたメイショウオスカルあたりはこれで分が悪かった形。4コーナーで一旦下げたミスパスカリが3着にきたのはきつい勝負どころで動かなかった岩田騎手の好騎乗といえる。ミスパスカリは岩田騎手によって持ち味を引き出されている*1


1人気のレクレドールはレース内容は合わないほどではなかったと思うのだが、直前に熊沢騎手に乗り変わり元の鞘に戻ってまた5着というのはただ閉口するばかり。もっと大胆に後ろからいく競馬をしないと脚がない。

*1:1−0−1−0