今週からはじまる小倉競馬の馬場について

コース情報が開示されたので、明日を待てずに更新。今開催の小倉について最も大きな注目は6月に数日しか雨がなかったという例年と比較して10%以下の降水量である。


芝の状態


第2・3回小倉競馬は野芝の馬場で施行します。
第1回小倉競馬終了後に傷んだ3〜4コーナーの内側を中心に芝の張替を行いました。(約5,000m^2)また、オーバーシードしていた洋芝の消去後、張替を行っていない既存の野芝も併せて肥料散布・芝刈り等の管理を行い、芝の生育に努め、生育も良く、概ね状態は良好です
尚、開催日の芝の草丈は野芝が約8〜10cm(従来通り)の予定です。

例年通り1月から芝をはりかえて野芝開催。去年の小倉は異常なほど時計の速い(タイムにすると2秒ほど速かった)スーパーレコード馬場だったが、今年は概ね良好と発表。開幕週は例年通り2秒ほど速くなってくると思うが、芝の持ちがどれだけいいか。夏の小倉は内外馬場差がなく、時計も出易いため前ばかりが有利という開幕でもない。
基本的には開幕の軽さであれば、ヘイロー系が上位を占める。
あがり35-36秒ならナスルーラ系。これが1200mで34秒に入ってくるようになるとND系の天下になる。こうなるとほとんどミスプロ系では無理。メイショウカイドウはこれを去年こなしたため問題ないだろうが、例外としてエルコンくらいか。

あがりがどれくらいになってくるかで馬場を判断したい。

今日は平方メートルを表すのに、地味にTeXを使ってみた。はてなダイアリーでは[tex: みたいな表記をすることでそれ以降をTeX表記できるようだ。もちろん、このサイトで数式を表記するようなことはないのだがこれが使えるなら標準偏差の話なんかも少し書いてみたいと思う。

北九州記念メモ
・年によって馬場が違うが基本的にはあがりが速くなりロベルトやリファールの強い馬場。秋の京都に近い。これまでは前走1着馬がほとんど連対していたが、今回は該当馬がなし。メイショウカイドウにしても去年ほどの状況ではない。近1年成績では

メイショウカイドウ2−1−0−4◎
ヴィータローザ  0−2−0−1○リファール
ツルマルヨカニセ 2−0−1−6 リファール
チアズメッセージ 0−2−0−5○アンバーシャダイ
サイドワインダー 0−0−0−2 母母父ダンチヒ

                        • ここまで近1年上位

エリモマキシム  2−1−0−6

実績上位(2着候補)
ヴィータローザ  2−2−0−7 1800、2000
サイドワインダー 2−3−1−2 1600、1800 重賞で4着以下なし
メイショウカイドウ2−1−0−2 1800、2000
チアズメッセージ 1−3−1−5 1600、2000

ツルマルヨカニセも3着には買いたい馬ではあるが、9割がたヴィータとカイドウ。