北九州記念 その1 〜橋口厩舎×ローザネイ=?〜

小倉10R 北九州記念


G1ですか?



平成17年度 はくぼレースについて


 本年7月16日(土)〜9月4日(日)までの第2回函館・第1回札幌競馬第11・12競走及び第2・3回小倉競馬第12競走を「はくぼレース」として施行いたします。
http://www.jra.go.jp/info/0504/20050411-hakubo.html

鬼!鬼!鬼…!


もうやめろよ。その考え。どうして小倉まできてそう搾り取る。うう…小倉の最終なんて芝1200mのフルゲートばっかりでそうそう当らない。当らないんだ…。結局、強いもの、2桁のBOXで網をかけられる人間しか勝てないんだ。




さて、この組み合わせの式はすぐには解けない。思いは色々だろう。


通常、小倉にはG1に出走するようなレベルの馬はとても集まらないんよ。去年は何を間違えたかスティルインラブがきてくれたけど、ほっとんどの馬は二度帰って来ない。だから何度も来る馬は愛される*1。小倉でG1クラスの馬を見られるのは珍しい。そんななか、G1にも出走しながら毎年毎年小倉にきたのがロサード。夏の小倉といえばロサードよ。


ヴィータローザがデビュー戦のパートナーアンカツと組んで、北九州記念から小倉記念というローテーションを組むらしい。ロサードが3年連続で取りこぼした北九州記念


ヴィータローザは兄よりも直線の脚を頼りにする兄とは違い、自分のペースでラップを踏んで走りきるタイプ。直線は短い方が良く、坂も苦にしない。というより得意で中山、阪神に勝ちが集まるのだ。積極的な逃げ馬のいない上に、有力馬が後ろに集まる今回はかなりチャンスと思われる。実績馬というとメイショウカイドウ、サイドワインダー、エリモマキシムツルマルヨカニセと4コーナーで動き出す馬ばかり。関西の重賞において、このメンバーとはランクが違う。鞍上も宝塚では騎乗停止で乗れなかったアンカツ。宝塚の分だけここで責任とってくれ*2



チアズメッセージ (55.0)
ダービー卿では出遅れたのを田中勝春ダイワメジャー以外をきれいにまとめて差しきった。ペースが速く、平均的に11秒を刻むようなレースであるほど強い。自分で前での競馬をすることもできる役者。幸騎手が乗るならカイドウを越して2番手にしても良い。


メイショウカイドウ(57.0)
小倉6勝というどうしようもない小倉巧者。去年のメンバーからすると。ただ、柴田、福永あたりで負けたレースはともかく、かなり速いあがりを使わなければならなかったとはいえ、武豊が乗った中山記念で0.8秒差をつけられたのはいただけない。凶悪な決め手を持つサイドワインダーとどれだけ勝負できるか。


サイドワインダー (57.0)
安田9着 マイル8着
京都巧者のトニービン。かなり長い脚のあるサイドワインダーは1年休み明けの安田記念でもハイラップを後ろから流れこんだ形だが、まだできることを見せつけていた。米子Sではビチクソ馬場で前には間に合わなかったが、3コーナーからハイラップになるこの小倉1800mという条件はかなり合うはず。ただし、福永が騎乗停止で誰が乗るのかが問題。他の有力馬がすでに小倉にくる上鞍*3を確保しているはずだし…


その他有力
エリモマキシム  (56.0)
ツルマルヨカニセ (56.0)
トウカイオーザ  (57.0)
アラタマインディ (56.0)
・前走1着or前走G1
古馬G1出走経験
・OP勝ち
・重賞勝ち

*1:オペラシチーなんかあっという間?ちょっと右往左往してたがに出世してもう二度と小倉の地を踏むことはないだろう

*2:と、無責任に言う

*3:上手い鞍上