安田記念

ラップタイム
12.2-10.7-11-11.7-11.8-11.4-11.3-12.2
安田記念の予想ではバランスオブゲームに◎を打つつもりでいた。
5月のラインクラフトアサクサデンエンをみて、Aコース変わってのグリーンベルトをついつい期待してしまっていた。だが、今週の東京はそのような馬場状態ではなった。土曜は前での決着が多かったものの、有力な差しがいないことでほとんど参考にならず。日曜はかなり直線競馬が決まっていた。この時点でバランスオブゲームは買いがたく、かといって差しが決まるとなればいよいよどの馬でもチャンスがある状況。そういう見解を考えていなかったため予想を公開することをやめた*1



ところが、バランスオブゲームはこの馬場で4コーナーではいつもの堂々とした横綱競馬。坂で先団を一気に交わして先頭に立った。だが、坂を登りきったところでスピードの限界値勝負に屈した。何度と見たデジャビュ。私はこのデジャビュを味わいたくてナリタトップロードとかバランスオブゲームを何度も買うのかもしれない。
カンパニー、ブリッシュラックテレグノシスにつぎつぎと交わされる。0.5差7着。先行しての競馬では健闘ともいえるだろう。しかし、香港の1000mをカルストンライトオがしたくてもできない競馬でバリバリに勝っていたサイレントウィットネスが粘りきっていただけに一流との線がまたしても見えた感じ。
1:32.8は去年と全く同じタイム。あがり3F34.9も全く同じ。ようするにバランスオブゲームの限界タイムはこの辺りで、これがG2では抜群に通用するが真のハイペースになるG1では通用しないということだ。もうチャンスはないだろう。ここからのG1ではタップダンスシチーがもれなくレコードペースを作る。

これだけのペースで先行が崩れると、かなり着差がつくものだが15着ハットトリックまでが1.0秒。瞬発力勝負ではなく、レースレベル高めでの結果だけに1秒で収まった馬は今年中にどこかの重賞でどうにかなると思う*2。とくに、カンパニー、サイドワインダー、アルビレオ、オレハマッテルゼあたりは要注目。ここからNSTOP、七夕賞、スワンSあたりに出る馬がいるなら必ず買いたい。

また、サンデーサイレンスが勝てていないレースのひとつである安田記念。今回もアドマイヤマックスダイワメジャーダンスインザムードにおまけでハットトリックなんかも出ていたのだが、ハイペースで全くタメれずにダイワメジャーの8着が最高。こいつらでこれないなら相当に厳しいのかね。ダイワメジャーあたりは主戦がヨシトミであるなら、これからもペースメーカのいるレースでないと苦しいと思う。ローエングリンとかちあったら先生にはろくな競馬ができない。

*1:逃げた

*2:はっきりしねえなw