ラストチャンス
かつて4歳未勝利戦は福島開催を最後に、残る1枠を争われた。現在では3歳の未勝利馬にとってのラストチャンス*1は今週の土日3場のみ。条件もかなり限られている。とくに、中山では芝の未勝利は1レースしか行なわれない。もちろん抽選に破れて除外を受け、出走するチャンスすら得られなかった馬もいる。出られたということだけでもチャンスをもらったことになる。
この競走で勝つことだけが生き残る道*2というレース。激戦が必至だ
若手騎手にとって札幌開催が終わり、主戦2場にもどると10月は騎乗機会が減り良い馬に乗る機会も減る。今週の札幌はラストチャンス*3。土曜日は札幌2歳Sもあるので横山、四位あたりもいるが日曜日は上位騎手では藤田、松永、五十嵐、勝浦しか残らない*4。
減量騎手、とくに松岡正海や石橋脩はここでさらに印象をつけておきたいところ。
今週の未勝利
中山
10月2日
ダ1200牝馬
ダ1800
芝2000
10月3日
ダ1200
ダ1800
阪神
10月2日
ダ1400
ダ1800
芝1600
10月3日
ダ1800牝馬
ダ1200
芝2000
札幌
10月2日
ダ1700
ダ1000
ダ1700
芝1800
10月3日
ダ1700牝馬
ダ1000
ダ1700
芝1200
神戸新聞杯/オールカマー
先週に引き続き、芝コースはサンデー産駒がほとんど馬券にからまなかった特注の馬場状態。ハイアーゲーム、ダイワメジャーがオールカマーで沈む。野芝のみでこれほどサンデーが沈むのは夏の好天で生育がよかったのだろう。サンデー孫ではダンス、スペシャル、マーベラスあたりのタイプが走っている。瞬発力よりも持続力、加速が止まらない馬場になっていた。
中山競馬場
芝の状態 : 今週からBコースを使用します。先週までの芝の傷みもほとんどないうえに内柵を3m外側に設置したこともあり、変わりなく良好な状態を保っています。
中間の作業内容
(1)芝コース
23日(木)芝刈りを実施しました。
20日(月)芝の生育管理のため散水を行いました。
開催日の草丈は野芝 約8〜10cmの予定です。
(2)ダートコース
22日(水)、24日(金)コース全面において砂厚調整を実施しました。
開催日の砂厚は約8cmです。
競走馬の安全のため散水を行うことがあります。
(3)障害コース
22日(水)芝刈りを実施しました。
20日(月)芝の生育管理のため散水を行いました。
開催日の草丈は約10〜12cmの予定です。
逆にダートコースではサンデーの孫がからんでいる。
中山とはうってかわってサンデー産駒かその孫がほとんど勝ちそうでなければミスプロ系かナスルーラと瞬発力にはもってこいの馬場だった阪神だが、今週は芝が伸びた分か随分持続馬場にシフトしてきた。先週までならハーツクライもあの展開でも2着があっただろう。
阪神競馬場
芝の状態 : 今週よりBコースを使用します。目立った傷みもみられず、引き続き良好な状態を保っております。
中間の作業内容
(1)芝コース
今週は芝刈りを実施しておりません。
今週は散水を行っておりません。
開催日の野芝の草丈は10〜14cmの予定です。
(2)ダートコース
22日(水)〜24日(金)コース全面において砂厚調整を実施しました。
開催日の砂厚は従来どおり約8cmです。
競走馬の安全を考慮し散水することがあります。
(3)障害コース
今週は芝刈りを実施しておりません。今週は散水を行っておりません。
開催日の野芝の草丈は10〜14cmの予定です。
札幌競馬場
芝の状態 : 今週もBコースを使用します。1〜2コーナーの内側が傷んできましたが、全体的には良好な状態です。
中間の作業内容
(1)芝コース
20日(月)芝刈りを実施しました。
21日(火)内柵沿いの凹凸を取るため軽転圧を実施しました。
開催日の草丈は10〜14cmの予定です。
(2)ダートコース
21日(火)、23日(木)、24日(金)コース全面において砂厚調整を実施しました。
開催日のクッション砂厚は約8.5cmです。
晴天が続いた場合等、競走馬の事故防止のため、散水を行うことがあります。