行動経済学

umanusi2003-07-01

世の中にはおっそろしい数のWeblogというのがあっていろんなジャンルに特化したスペシャリストがそれはもう凄い数いる。これは非常にすばらしいことである。
Googleという検索エンジンがある。この検索エンジンは独自のランキングでロボット検索型のものであるがここに様々な単語を入力するだけで何百、何千、何万とサイトが検索されるのだ。

今日はいろんな検索ワードをためした。
まずは行動経済学。これは一昨年のノーベル経済学賞にもなった市場の心理の研究である。昨今の経済学といえばこういうただの経済学でなく経済物理学やら経済心理学のように他分野のスペシャリストの活躍が目立ちます。
http://www.google.com/search?num=50&lr=lang_ja&q=行動経済学

次の2つの問題に直感で答えて下さい



<問1>次の2つの選択肢からどちらかを選んでください。
A 80万円もらえる。
B 100万円もらえるが、15%の確率で全くもらえない。
あなたはAとB、どっちを選択しますか?

<問2>次の2つの選択肢からどちらかを選んでください。
A 80万円を支払わねばならない。
B 100万円を支払わねばならないが、15%の確率で全く支払わなくてもよい。
あなたはAとB、どっちを選択しますか?


さて、あなたの答えはどうなってでしょうか?

私は問い1は即Aとなりましたが、問2を見る前の段階で1の質問の確率計算をしてしまったため、問2はAとしましたが直感でAかというと疑問が残ります。自分はどちらかというと損切りをあまり上手にやれずに含み損しまう人間なので問2はどちらかと本質的にはBなのだと思います。

人間の思考というのは自分の対応できない範囲の選択をせまられるとより保守的に儲け、ギャンブルで損を切りぬけようとしがちなのでABという選択をしてしまう人が多いのです。しかし、そういう方は基本的に市場では大きく儲けることができないと思うのででかいギャンブルをしすぎないように自分の自我をコントロールできる範囲で行なうようにしましょう。


http://www.daiwa-am.co.jp/market-information/past.html
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tushin/mmwomen10.html
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/Japanese/dpJ27.html
http://www1.sphere.ne.jp/curio/economic/short4.htm
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/COE_Program/yamagisi01.htm
http://jmm.cogen.co.jp/jmmarchive/m174002.html