４勝馬が４頭もいるNHKマイルカップ

なんじゃこりゃ。ほんと詐欺だよキング

前提として話しておきたいこと。ニュージーランドTは中山1600で施行されるようになってからは、勝ち馬をだしていない。イーグルカフェにしてもまくり負けしてからの1着。エイシンツルギザンの連対にしてもかなり速い差しきり。そうそう直結するレースではない。むしろ、成績のいいのは間隔をあけてきた組で共同通信杯や京王杯2歳S、ジュニアC、東京マイルの経験馬である。今年もNZTは9着までが0.5差というレベルの低いレースにおさまっていて、次の日に行なわれたハートランドカフェの勝った山藤賞の勝ちタイムが同じであることからもそれがわかる。やはり、間隔をあけた他路線の馬や中2週とはいえ皐月賞からの馬を有力視したい。

メイショウボーラー
有力馬は他も先行できるタイプではあるが、やはりこの馬の先行力はブッちぎり。皐月賞ではかなり頭のいいレースも覚えている。条件はそろった。
＋前年度優勝馬血統
＋マイル連対１００％
＋デビューから福永
＋複勝率１００％
＋朝日杯から栗東に残って異常成長
＋ほぼ逃げれるハイラップ
−東京経験なし
−3歳戦勝ちなし
−ここ2週の追い切りかなりダメっぽい。

ナイストップボーイ
なんといっても鞍上岡部をのせてのあのあがりは魅力。追えなくなってしまったと思ってしまった名手が覚えた東京コースでは強烈な足が怖い。
＋前走あがりぶっちぎりの34.3
＋NZT
−マイル勝ちなし
−連対ほぼなし
−ダートから

シーキングザダイヤ
ほとんど死角はないのだが、レースでやってきたパフォーマンスがほとんどサンデーサイレンス産駒のようなギリギリレース。東京コースで生きる脚の使いではないと思う。
＋マイル重賞連勝
＋東京経験
＋NZT勝ち
−勝った相手のレベルが低い

フリーダムホーク
前走があやしくはあるのだが、横山が乗ってからのレース内容はすばらしい。

キングカメハメハ
こいつはかなり強い…のか？それほど強い馬なのになぜ京成杯では負けたのか？レース経験が足りないわけではなかったろう。やはりスピード不足に思えた。同じ父をもつエルコンに比べても、シンザン記念なら文句なしだったのに。NHKマイルを狙ったとは思えない。ダービー向きだろう。それでも強いのは強い。大敗はしない
＋ざっくり切れ味
−東京経験なし
−マイル経験なし
−スピードレース経験なし

コスモサンビーム
2歳王者。たしかに強い。四位騎手への乗り変わりは東京ならばほとんど問題ではない。かなり死角が少ない馬ではあるが、前走をみているとメイショウボーラーとの逆転はむずかしそう。
＋マイルG1勝ち
＋東京重賞勝ち
−テン乗り（3着ぽい）

アポインテッドデイ
先行していて、最後は競り負けてしまう。この根性でG1には向かない。勝ちも少ない。これではきついか
＋東京連対１００％(1300)
＋ハイレース経験
−１勝馬
−マイル3着（ただしG1）

シゲルドントイケ
マイルでの完敗。さすがに前走があっても内容がいただけない。

タイキバカラ
クリスタルCでのラップをみていっても、最後には12.4。これでマイルもつのかは怪しい
12.1 10.2 10.8 11.3 11.8 12.4

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