高速馬場の代償

今年もまたダービーは晴天で、1頭の馬とその関係者達が歴史に名を刻んだ。安藤勝巳騎手のあの笑顔。歴史的な名馬達と肩をならべるレースぶり。松田国彦調教師も悲願のNHKマイルカップとダービーの2冠。
2:33.3
舞台は夢
幕間は闇


高速馬場の代償はあまりにも大きい。洋芝と野芝の長さがほとんど同じまでにはえ揃った固い馬場*1
この週の東京を使った馬には競走能力を失った者も多い。
東京競馬はあと2週。馬場造園係しっかりしてくれ*2


開催競馬場・今日の出来事
5月30日


メジロトミー号について
第2競走で、13番メジロトミー号(吉田 豊騎手)は、競走中疾病(心房細動)を発症しました。


第3競走の競走除外
2番ベニノキング号(村田 一誠騎手)は、放馬による疲労が著しいため競走除外となりました。


第10競走の競走中止
3番マイネルブルック号(藤田 伸二騎手)は、最後の直線で他の馬に関係なく馬体に故障を発生したため、騎手が落馬し、競走を中止しました。
馬 :左第一指関節脱臼 ※予後不良
騎手:異状なし


コスモサンビーム号について
第10競走で、15番コスモサンビーム号(四位 洋文騎手)は、レース後に疾病(左第一指節種子骨々折)が判明しました。
※ 経過観察中



5月29日


第2競走の競走中止
9番エステーラ号(▲水出 大介騎手)は、最後の直線走路で他の馬に関係なく馬体に故障を発生したため、騎手が落馬し、競走を中止しました。
馬 :右第3中手骨開放骨折 ※予後不良
騎手:異状なし


第2競走における制裁
第15位に入線した13番シャマーアンドオー号(岩部 純二騎手)は、最後の直線走路で内側に斜行し、15番メテオシチー号(石神 深一騎手・第14位入線)の走行を妨害しましたが、被害馬先着のため、到達順位のとおり確定しました。
なお、岩部 純二騎手は平成16年6月5日から6月20日まで騎乗停止となりました(開催日6日間)。


第5競走の競走中止
2番マルゴジャスティス号(田中 剛騎手)は、2周目第6号障害飛越の際、つまずいて騎手が落馬し、競走を中止しました。
馬 :異状なし
騎手:異状なし


コパノニキータ号について
第9競走で、8番コパノニキータ号(勝浦 正樹騎手)は、競走中疾病(心房細動)を発症しました。

*1:先週は7〜8cmの発表

*2:雨予報にそなえて固めたにしてもどうにかならんかったのか