タップダンスシチー号の凱旋門賞競走の出走辞退について


10月3日(日)に行われる凱旋門賞競走(国際G1)に出走予定であったタップダンスシチー号(栗東・佐々木 晶三きゅう舎)の関係者より、輸送機が故障し、代替機の調達が不可能となったため、出走を辞退するとの連絡が入りましたのでお知らせいたします。
 また、このことに伴い同馬に騎乗予定であった佐藤 哲三騎手のフランス出張は中止となりました。

佐々木 晶三調教師のコメント
「とにかく残念の一言に尽きる。飛行機の故障ということだから仕方ないが、一生に一度あるかないかの大きなチャンスだっただけに本当に悔しい。レース当日に向け綿密な計画を練り、少しの調整ミスも許されない状況で頑張ってきたのだが本当に残念だ。今後は、気持ちを切り替えJCに向けて再度調整していくが、しばらくは気持ちを切り替えることができない。」

佐藤 哲三騎手のコメント
「残念としか言えない。どうして…という気持ち。今まで目標にしていただけに本当に残念です。悔やみきれないところはあります。ただ、考え方によっては日本で走っていてもトラブルに巻き込まれることもあるし、今後のチャンスが全く無くなってしまったという訳ではないと思う。これまでは不利な状況を乗り越えて好結果に結びついたこともあり、今回はそれが逆になっただけ。自分はどの国のレースでも強いタップダンスシチーの力を引き出すだけなので、この後は日本のレースで頑張りたい。これまで凱旋門賞に向けて一生懸命頑張ってきたことを、ファンの皆様に理解してもらえると思う。目標を切替えるだけです。」


http://www.jra.go.jp/info/0409/20040925-tap.html

あああ、キングジョージ馬の回避も決まりいよいよタップダンスシチーの力を世界に見せる大きなチャンスだったのに…なんということだ。しかも理由が故障ではなく輸送の問題だなんて