ドキドキさせてくれたノリに乾杯

ディープが前にいたんじゃなくて他が後ろにいすぎた。ディープと前との差は2.0秒のベストポジション。あがり3F33.3秒の脚を使ってようやくアドマイヤジャパンに追いつくが、ディープにしても絶好のスタートと最初の1周目のゴール板勘違いがなかったらと思うとゾッとする。


レース中にレースを把握していったディープはこの菊で相当に成長したと思う。素晴らしいものを見た。この内容なら次も…と思ってしまう。とにかくも馬券が外れるのを確信したあともドキドキしたレースは久しぶりだ。



それにしても今秋のG1は最高に面白い。その路線の王者がしっかりと確立していて、しっかり登場してくれる。来週は天皇賞。タップVSロブロイの第5ラウンド。今のドスロー競馬界において、レコードと戦うことを恐れないタップダンスシチーの存在は貴重だ。回りを囲む伏兵勢もホオキパウェーブが霞むほど好メンバーが集まっている。非常に楽しみだ。

ゴール板勘違い


最初の4コーナー手前では武豊のHPを読んでレースを見て見たところ、確かにディープはゴール板を勘違いしてというか1周目でゴールと思ってなのか歓声に押されてなのか、かなりかかっている。前の馬がいないクリアな状況になったので脚を使おうとするところを武騎手はほとんど立った状態で手綱をひっぱりきって我慢させた。というより強引に内に進路をとって前に馬の壁を作った。これでようやく落ちつく。