2005年 ボロ株観光TV 総括 その2 〜来年の馬券戦略を考える
2005年もついにみそかになりました。おそらくこれが今年最後の更新となります。これからもよろしくお願いします。
前回は今年の成績がどうだったかについて書きました。それに引き続いて第2夜*1は今年はどういう買い方だったか、来年にいかせるのは何かをみていきます。
その1 〜回収率 150 % は達成できたか?
http://d.hatena.ne.jp/umanusi/20051228/p1
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まずは、2005年の購入券種についての話。購入シェアは Fig.2 のようになっている。
Fig.2 2005年購入券種
馬連、馬単の2連系馬券で61%。3連系が24%となっている。3連単のシェアが少ない。確かにはじめのころは積極的に買っていた。だが、後半にいくにつれてあまりの当たらなさ(かすってはずすパターンがあまりに精神的にきつかった)に逃げてしまった。それが数字にでてきて最終的には3連複と同等になったのだ。
次にもう少し重要な購入券種別の回収率を Fig.3 に示す。
Fig.3 2005年購入券種別改修率
最も大きなシェアをもつ馬連がイーブン。馬単と3連複で大きく勝ちこしている。馬単の回修率が優秀なのは馬連が当たっているときには大抵馬単も当たっているということだろう。それに加えて穴狙いのため、当たるときはたいてい1着が人気薄で馬単の2倍以上つくパターンが多いということか。また、馬単を購入しようとするときはよく見えているというのもあるだろう。
3連単はフォーメーションを組んだり、1,3着付けなんかもしているのだがまあ外している。一発でプラスに転じる馬券ではあるのだが、改修率の高い3連複と比べてまだ正しい買い方がよくわかっていないのだと思う。当てれそうなパターンのひとつとして堅い1着馬と2,3着は堅い馬の組み合わせで流しをかける技があるのだが、それができていない。1月は3連単しか買わないというくらいの縛りをかけたほうがいいかもしれない。
ということで、2回にわたってお送りした総括。これをまとめていきます。
まとめ
1. G1が下手になってきている
全馬が全力のガチ勝負に弱い → 能力比較以上に馬場、枠などを意識しすぎた。
【教訓】強い馬が順調にくれば強い。G1は基本的に全馬全力と思うべし
2. 連敗中はG1に熱くなるべきではない
連敗中でも苦手となってきているカテゴリのG1に大金を使って外していた。とくにゼンノロブロイとタップダンスシチーをおっかけすぎて外したのが大きい。
【教訓】現在のホームランを打つスタンスとは異なるG1という舞台に熱くなる必要はない。
3. 馬連、ワイド、3連単の回収率が低い
馬連、ワイドが保険になりきれていない。当らないときは当らないわけで、どうしても点数の多くなるワイドや馬連は速攻で収束するため、回収率が低くなってくる。また、点数が少ないはずの3連単は逆に的中率が低すぎて回収率が低空飛行している。実際は最も効率の良い馬券であるはずだからなんとかしなければならない。
【教訓】馬連、ワイドは買わなくて良い。
*1:いってみたいだけやん