デュランダルはやばい

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スプリンターズを最初からパドックなどを見直してるとこれは怒りなど収まりました。
勝ち馬のデュランダルです。この馬、ちょっと並のサンデーと同じように考えると危険ですね。
普通サンデー産駒というと馬体的には腹がすらっとしていて後ろ脚に筋肉があり尻があがって
そんでもってカメラ目線でのガンつけ。これがサンデー産駒です。
先週だとサクラプレジデントがいい見本となっています。


さて、そこにきて聖剣デュランダルですが、この馬は後ろ脚、背中など詳細にわたってサンデー産駒を再現してます
が、胸回りが異常に厚くおそらく心肺機能が素晴らしいものだと思います。
今回は展開の理と少しなめてしまいそうでしたが、これは短距離のスペシャリストに近い馬体です。
僕が考える短距離馬としての速さの条件として、微小呼吸でも力がだせる心肺機能というのが第一にあります。
1200、とくに33秒台ずつで走るレースでは途中で息をつく暇がありません。


そこではパワーがあり先行してしまうスピードがある馬とスタミナがありスピードを殺さない馬の勝負です。
この両者を兼ね備える馬がいたら最強なのですがタイキシャトルなどでもパワー型で
今の4歳春あたりしかそういう馬体はしていませんでした。
中山1200などは最後に坂がありパワータイプよりはスタミナタイプの牙城となります。
そこで、僕は今回ビリーヴ確勝としていたのですがこれは本当に痛い見逃し。


今後ですが、スプリンターズSがこの時期に始まってからマイルCSとの相性があまりにも悪すぎます。
前のようにマイルCS→スプリンターズというのはリンクしていましたがこの時期にあることで夏に力をつけて
ここで目標とした馬は疲れ果てます。とくに勝ってしまうとつらい。
マイルCSにつながったスプリンターズ出走組といえば京王杯でレコード勝ち、スプリンターズで1人気で負けて
ペリエで逆転のゼンノエルシドですがやはりこういうもともとはマイルよりの馬ですね。


ただ、これはマイルCSに限った話で短距離界のレベルの低さを考えてもCBC賞
来年は阪急杯シルクロードS高松宮記念京成杯SC、安田記念のようなローテーションなら
ほとんど勝ち負けでしょう。なんにしても逃げのイメージのある池添騎手がダンツフレームで魅せた
追い込み劇とダブってくる素晴らしい騎乗にいい馬のコンビです。