白い巨塔 第13話

あのさ、、つんくよ。いや、今ごろ気づいた俺もあれなんだけどさ。その冗談は犯罪じゃないのか?白いTOKYOてあからさまどころじゃないって。財前ばりに訴えられてもおかしくないぞ。12/10発売だから明らかに白い巨塔のが先だよね。なんか、ZYXとかあんま目立ってないし誰も気づかないんだろう、的なアナグラム。中身は全然違うのよっていってもそれはもうね。

白い巨塔
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白いKYOTO
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白いTOKYO

今日のKYOTOは光をテーマにした回になっていて、財前教授のオペに光があたるところではじまり。被疑者佐々木側の弁護士を交えての事実確認の場が数回あるのだが、その中ではブラインドを締めるシーンに尺をがっちり使い。及川が大学側の弁護士につき、事実確認という名目でカルテ改ざんを指揮する。及川光博という役者にはああいうビチっとした官僚だとか弁護士の役というのが合う。そこで、担当の若医師がカルテを修正液で改ざんするのだが(なんとおそまつな…)、ここまで過剰に光にこだわったのもこの時点で先がよめたぜ。といいたがりの2ch体質(オタク体質)をねらったものだろう。誰よりもはやく気づいた事を報告したいちゃんねらには格好のカモなのだ。

おそらく、このドラマは2ch評価が世間いっぱんよりも過剰なものになっているはずだ。なぜなら演出が実況にふさわしい。まるでオリンピックをみているかのようなものだからだ。批評家が意地になってあそこが伏線だ!と言いたくなるドラマが結局放映中にDVDを出したりできるようになるのだ。

このドラマを誰よりも理解したくなるオタク体質人間はもちろん誰よりも速く過去の作品に目を向けるだろう。かくいう私もその中の一人であり、前作というか原作がよみたくなって実はこっそり本屋をさがしまわっているのだがこれが全くみあたらない。正月に実家に帰ったときには積んであったので荷物になると思いとどまれたのだが、冬休み期間に再放送(放映中なのに!)していた福岡ではみごとに全滅。どこも入荷待ちなのだ。さっさと仕入れろ。私に落ち度はない!