中山GJ

先日、若手騎手が亡くなるという悲しい事件が起こってしまった障害レース。問題点もたくさんあると思うのだが、皐月賞もいいけど今週は障害レースのG1中山グランドジャンプが行なわれる。土曜11R!11Rでやるのはめずらしいな
そんな障害レースだが、私が怒りを覚えるのも障害レースが好きなのである。昼休みの間にかつての実績馬と平馬で未勝利の馬とが肩をならべてレースするという構図が私にはたまらなく、平馬では全然実績がでなかった馬が障害にうつって開花し、ついにはG1までのぼりつめるというようなワイポン*1みたいな話が好きで応援もしたくなる。
もうひとつ馬券的妙味というのもある。障害レースは平地力よりもやはり飛越能力が重要で、コース形態が全く違うために、コース適性も大きく関係しているということ。着差が2秒離れていても、展開ひとつで逆転するこど。最近の中山GJを制する馬はほとんどが中山大障害出走かゴーカイで、いつも人気する他場の前哨戦勝ちよりも暮れ(今年は年初)の大障害の好走馬や中山障害の得意な馬というのが有力になる。今年は中山大障害勝ちをはじめ中山障害4勝のブランティズがもちろん有力だが、前哨戦を勝った他馬よりも中山大障害5着のメルシータカオー(サクラユタカオー産駒。どこでくぎってんだよ)が能力を出しそうだ。

中山グランドジャンプ過去
http://keiba.nifty.com/db/search_race.php?key=%C3%E6%BB%B3%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%C9&y4=&jyo=

*1:テキサスワイポン 昭和56年の京都大障害と中山大障害を制し、その年の栄光の最優秀障害馬。「芦毛の名ジャンパー」。主な勝ち鞍:中山大障害、京都大障害、阪神障害S