アンタレスS/福島牝馬S

いやはや、クーリンガーがこのメンバーではもっと人気になるかと思ったのだが、信じられない。やっぱり重賞勝ちがないからか。
さて、その前に大きな問題がある。JCD勝ち馬であるイーグルカフェの斤量59キロ。これが気になってくる。今年から別定戦というとほとんどの場合が1年間の成績によって斤量をきめるようになっているのだが、アンタレスSの場合は累積本賞金。今年これと同じ条件で行なわれた重賞には京都牝馬Sなどがあるがここで前年の優勝馬ハッピーパスは54から57に増加したにもかかわらず3着したのは、やはり検討といえよう。イーグルカフェは前年も同じ59キロでゴールドアリュールに完封されたもののハナ差で2着を死守した。もともとこの条件はかなりマッチするはずでフェブラリーSタイムパラドックスとの差は赤木がつめることができそう。
サイレンスボーイの強さがわからない方向オンチなのかもしれないが1400を楽逃げしたあとくらだし、それほど強いレースだったか。石坂厩舎的には3週連続で限界調教してるクラクエンリーグに力をいれているように思える。サイレンスボーイがペースメーカして後ろにも期待をつなぐという形。そうなるとイーグルカフェの復活も赤木騎手の初重賞制覇とつながるのだ。前残りになったらパラドックスの出番だと思うが、この予想でははずすことにする。
追記>としていたが、はずす理由はない。1頭軸の予想とした。
クーリンガー
イーグルカフェ
▲クラクエンリーグ
タイムパラドックス
◎から馬連 3連複


すぐ回顧
デムーロうまいなあ。あれだけ行きたがる馬をペースがあがるとみるや、インでおさえて直線で外にまわして差し返し。教科書に乗せたほうがいいかと。クーリンガーはサイレンスをマークするはずのものが逆にマークされては持ち味が生きない。完全にデムーロにしてやられたね。和田もかなり悔しいだろうな。
タイムパラドックスは直線でよれていたがあれで降着にされたのでは来週のG1のこともあるので問題だ。それにしても、もともとのタイムパラドックスのいい勝ち方。この馬は前にいくと脚がなくなってしまうので後ろからいくのがいいのだが、アンミツ兄貴が平安Sでいかせっぱなしで勝ってしまったためにヨシトミがそれをマネして好走したりしていたので、アンカツが前走後ろからに失敗していて今回は前から競馬するかと思ったが自分を信じて、馬を信じて後ろからといういい騎乗。トップジョッキーは肝がすわってるな。
ヒシアトラスはもっとタイムパラドックスに併せられたらよかったのだが、アンカツデムーロにうまく捌かれた感じ。郷原騎手もいい馬に乗せてもらってるので関東に戻ったらもっとやれるだろう。
12.3 - 11.3 - 12.9 - 13.0 - 12.9 - 12.2 - 12.1 - 12.3 - 12.5
ラップみたらペースダルダルですね。デムーロはただ折り合いに必死だっただけか。
福島牝馬S
ノーザンテーストの子孫が鬼に変わる○父重賞がなくなったのは非常に残念だが、いい時期に牝馬重賞ができて古馬牝馬にもいいローテーションができた。やはり、牝馬路線をひっぱるのはオースミコスモと4歳世代であるから今回もやはり強い4歳世代から福島に強そうなところを狙っていきたい。となると、切れるチアズメッセージがうかんだのだが今日のオーストラリアTに出るという始末。福島まで輸送するのは嫌だったのかも。それにしても、エリモピクシーの新聞社の印の変わりようといったらない。すくわれたのは別定なので今回はハンデほど好走(馬券圏内)にはならないだろうということだ。
メイショウバトラー小倉大賞典は2〜5着馬が当然のようにOP勝ちしていることからも、また前走の前が苦しいなかでねばったことからも、今回競る馬がいないことからもいいレースが期待できる。最終週でもあいかわらずのメディアいったもん勝ち状態。前がとまらないところからするとシルクサンライズメモリーキアヌにチャンスありと見る。メモリーキアヌはローカル実績もよく展開も向きそう。オースミコスモはいくらなんでも57キロでは差しきるにはつらい。
メイショウバトラー
メモリーキアヌ
▲シルクサンライズ
エリモピクシー
◎から馬単

すぐ回顧
57キロで差された。無敵モード
福島生まれの田辺がトーセンリリーでいい逃げをした。アンバーシャダイはこれをやっていたらいつか一発開けるだろう。そのことによってかなりのペースになった
12.4 - 10.8 - 11.3 - 11.1 - 11.4 - 12.1 - 13.1 - 12.2 - 12.2
最終週でこれだけやってしまうと、前は残りません。自身はドン負け。2,3番手で離れていたシルクとメイショウは7,8着。それでも3着から8着までは横一線のハンデ重賞みたいで悲観することもない。
福島最終週にやるこの牝馬限定別定重賞はこれからも多くの万馬券を出すことになるだろう。芝の荒れ方が大分くるということもあってか、やはり後ろからいく馬が有利になる。馬力のあるフジキセキブライアンズタイムトニービンが好走というところからしてまくりのできる馬が強いのかも。今回のメイショウバトラーという前を狙う予想は大間違い。

メトロポリタンS
1年でもかなり好きなレースの東京2400ハンデ戦のメトロポリタンSの予想を書かずに申し訳ない。