テレビ愛知オープン
つらい中京開催がはじまる。関西では中京からの情報発信になり、日曜の中継ではいちろーたも杉本も見れなくなるのだ。山田雅人がでしゃばる中継で見る競馬ほどつまらないものはない。オークスの際にはNKHがあるぶんすくわれるが、他レースをやらない悪点*1。
まあ、この降級直前の中京開催の万下条件の5歳馬の必死さといったら、はぴひる!のときの自分がクイズはずしたときの長嶋一茂クラス*2。4歳馬のやる気のなさはMステのときのタモリレベル。そんな、厩舎・馬主サイドの思惑がドス黒いほどつつぬけな条件戦も面白いがこの開催を待ちに待ったローカル得意馬の争いも面白い*3。開幕週最初のオープンがこのテレビ愛知オープンである。
このテレビ愛知オープンのハンデがどうもおかしい。というのも、ほとんどが福島民放杯組なのだがその結果がほとんど考慮されていないのである。
ほとんどの馬が増量になっているために勝ち馬のドリームカムカムは前走とほぼ同じ条件でレースを行なうことができるのだ。トウショウノア、フミノトップヒルなどはその後のレースで結果をだしていないにもかかわらず*43キロの増量。ワンダーシアトルが2キロ増ということおを考えても、これはハンデキャッパーがのセンスを疑う。
福島民放杯のハンデ ( )が今回のハンデ。
チェックザラック 54 ( 55.0) 8着 +1
トウショウノア 52 ( 55.0) 15着 +3
ドリームカムカム 52 ( 53.0) 1着 +1
ナムラマイカ 52 ( 53.0) 4着 +1
フミノトップヒル 52 ( 55.0) 14着 +3
マルターズホーク 53 ( 55.0) 5着 +2
ワンダーシアトル 53 ( 55.0) 6着 +2
阪急杯で54キロを背負っているイシノミューズはいいとして、イルバチオの54というのも福島民放杯に+1キロしているのならば軽い。トップハンデが古馬になってから1200に出走していないダンツジャッジ*5だが、その次が55キロ。牡馬を55キロ、牝馬を53キロくらいのノリで決めたようなこのハンデでは前走勝って+2キロのワンダーシアトルや+1ドリームカムカムが人気になってそれではハンデ戦の面白みがない気がする。ハンデ戦というのは、どの馬にもチャンスがあって馬券的に直線でもどれがきたのかわからない僅差のレース*6が面白いのであり、このようなハンデのつけ方ではそれらしくないレース*7になること必至。
他の出走馬
イシノミューズ ( 53.0)
イルバチオ ( 54.0)
ショウナンワンダー( 55.0)
ダンツキャスト ( 55.0)
ダンツジャッジ ( 59.0)
ポートマーメイド ( 49.0)
ラントゥザフリーズ( 55.0)