武豊さん、いますぐ外国いってください

安田記念の回顧がなぜ今にまでのびたのかというと、忙しくて更新する時間がとれなかったというのと、今回は武豊のコメントがちゃんと見たかった。というのも、ラジオたんぱで発表されたコメントが


13着 ファインモーション武豊騎手)
「スタートしていきなりガツンと行きたがったので、今日は根性を入れて抑えていった。気持ちの部分が変わってくれないと…」
最近の武豊騎手のコメントはまともなレースをしていないからというのもあるが、コメントが非常に消極的であり、その責任を馬にやっているふしがある。もちろん、聞き手*1がしっかりしていないといけないのだが、武豊騎手はもともと敗因をきっちり話してくれる騎手だけにコメントをとるほうに落ち度があるのかもしれないが、それにしてもこれだけ消極的なシーズンというのはなかったのではないか。


4月に入ってからブラックタイドリンカーンダンスインザムードシーキングザダイヤ等の実力馬の力を出せずに惨敗したときもその原因がよくわからないという風にコメントを残していた。桜花賞で勝って以降は重賞での凡騎乗も非常に目立つ*2。ここまでくると何かあっているのではないかと心配までしてしまうのである*3


桜花勝以降の重賞成績
皐月賞  ブラックタイド    2人気16着
フローラ イントゥザグルーヴ  1人気17着
青葉賞  アドマイヤビッグ   3人気5着
天皇賞  リンカーン      1人気13着
京都新聞杯スズカマンボ     ○3人気2着
NHKマイル シーキングザダイヤ  2人気7着
京王杯  ロイヤルキャンサー  10人気9着
目黒記念 エアセレソン     8人気13着
優駿牝馬 ダンスインザムード  1人気4着
ダービー アドマイヤビッグ   6人気14着
安田記念 ファインモーション  4人気13着

公式HPの日記に安田記念についての記述が更新された。


安田記念ファインモーションは、出だしから引っ掛かってどうにもできませんでした。できれば出遅れてくれた方がうれしかったのですが、あの馬のような運動神経がいい馬は、まず出負けすることがありません。ボンッと出て、ガーッと引っ掛かって、勝手にバテておしまいという内容。ペースは遅くなかったのに、それでも前に行きたがるのですからファインモーションの頑固さには参りました。


公式HP
http://take.nifty.com/diary/main.html#04671

確かにファインモーションの遠征での気性はヤバい。どうしたらいいかわからない。だが、少なくとも武豊は”参りました”なんていう騎手じゃない。今年は日本にいるつもりなのかもしれないですが、また海外にいって刺激を下さい。


と、いってる間にダンスインザムードの欧州遠征が本決まりになって、武豊騎手も夏の間は欧州に滞在するようです。海外100勝というのもあるし、スランプを抜けて欲しい。
強くて上手い武豊がいてこそ面白い。



メモ
安田記念の外国馬は京王杯組か全走1着
東京、左まわり巧者

*1:コメントをとるほう

*2:こと武豊について、重賞で凡走したくらいでどうこう言うなってことはない

*3:これで、心配されるのもトップジョッキーのトップたるゆえんであるのだが