宝塚記念出走各馬のチェック

ありえなり

自分が思う有力順で書いていきます。数字は予定オッズ



ローエングリン A+ 7.0
冗談じゃないほど毛づやビカビカ。全走のスマートな短距離モードとは一変している。中間の調教も1週間で3本の追い切り。短距離からこの中距離にシフトするためにアバラがうくところまで絞ってきた。はっきりいってそれほど勝負するつもりではなかったが、どうやら伝説の騎士はドでかいプレゼントをしたいらしい。

一昨年 http://www.keibado.ne.jp/keibabook/020624/photo09.html



タップダンスシチー A+ 2.5
どう文句をつけたらいいのか。宝塚記念を勝つために、金鯱賞からのローテーションをとり、2週前で全走よりも速い時計をだしてきた。
ツルマルは余裕で逆転するだろう。
去年 http://www.keibado.ne.jp/keibabook/030630/photo09.html



ザッツザプレンティ A 15.0
この馬にしてはかなりはりつめた馬体になっている。


金鯱賞 486キロ
天皇賞 492キロ
阪神大 500キロ
有馬  502キロ
JC   496キロ
菊花賞 492キロ
金鯱賞に比べても中間に3本、そのうちきつめに2本坂路をこなしていて宝塚には本当にギリギリの状態での出走となりそう。ジリ脚なので、切れ味をサポートするためにそういう調教をしてきているのだろうが、逆にその反動も心配。状態は文句なし
わざわざ、書くこともないと思うが金鯱賞ではタップにはともかくブルーイレヴンとはほぼ同じ脚色なので実質2着と考えて良い*1天皇賞はドクソスローペースにやる気を完全に失っていたので、おそらくいいペースになる今回ではこういうことはないだろう。



ツルマルボーイ C 4.0
中間で1本軽めでやったにしては、馬体が軽くなっている。やはり、今までのように金鯱賞からのローテーとは違うし、今週で仕上げることができるのだろうか?状態がよければ3着はある
去年  http://www.keibado.ne.jp/keibabook/030630/photo08.html
一昨年 http://www.keibado.ne.jp/keibabook/020624/photo05.html



リンカーン B 5.0
どうも、やる気があるのかないのかわからないが。先週書いたように時計を出せるようになっただけちょっとはやる気になっているのだろう。それでも、実際には調教の本数は前回のときと同じ8本。今週も相当マジメにやらないと上位3頭には相当厳しい



ゼンノロブロイ B 5.5
天皇賞のときよりは明らかに馬体がよくなっている。バランス。ギロ目。前脚。サンデーサイレンスのなかではステイゴールドに近いか



シルクフェイマス B+ 17.0
前脚の筋肉、後ろ脚のハリ。申し分なく、尻上がりのバランスも良い。面白い存在になりそう。ただし、成績からすると明らかに京都巧者



チャクラ C 45.0
この体型でよく長距離をこなしているものだ。たぶんまるごとブライアンズタイムと考えていいのだろう。前脚の白い靴下など父を思わせる部分もある。前脚は一級クラスにあると思えるが、まだまだ腹回りとか後ろ脚に成長の余地がある面白い存在だ。有馬記念で穴に一考



スティルインラブ C 40.0
古馬牡馬に混じって戦うには筋肉が少したりない感じもするが、心臓の強さあたりはみうけられ、なかなかにいい馬体にもってきている。ここを目標に乗り込んできたことには敬意を払いたい。


と、おおざっぱな予想をしても
ローエングリン
タップダンスシチー

ザッツザプレンティ
リンカーン
ツルマル
フェイマス
ロブロイ


馬券の買いパターンはこのいずれかになる



1. ローエングリンタップダンスシチー 馬単 20倍か 馬連10倍*2
2. ローエングリンタップダンスシチー 3連複流し*3



週明けから1点予想しか思いつかないG1というのも珍しい*4

*1:斤量差を考えても、ブルーイレヴンのビックリヒットを考えても

*2:タップがラチを使える枠だったら連にする

*3:問題は3着ならゼンノなどでも入れそうなこと

*4:競馬ブックみてるとザッツとかリンカーンが異常に人気なさそうなのでこいつはおさえてもいい