ライブドアが桃鉄のノリで近鉄買収
腹がよじれそうです。
大花火をうちあげてくれました
ライブドア(マザーズ) <4753> の堀江貴文社長は30日、東証で記者会見し、プロ野球パ・リーグの大阪近鉄バッファローズの買収について交渉を進めていることを明らかにした。
意味不明なタイミングで分割したり*1、話題にはことかかないライブドア*2だが、今回の買収というのはさすがにまずいと思った。
なにせ、近鉄バッファローズの環境はすこぶる悪い。赤字が数十億もありドーム経営だけで一発赤字確定。年俸がべらぼうに高い選手がいて、ファン層もほとんどがその地盤は阪神タイガースという球団があるだけに獲得ファン層が少ない。
パリーグの他の球団にしても例えば福岡は始終ホークスの番組をやっていて、なるべくダイエーで買い物しようという意志さえあるほどだ。それがないのはやはり球団経営においてはつらい。
そこでだ。
今回の買収うんぬんである。
馬買ったりするのとはわけが違う。球団経営となれば、そうそうやすやすとやめるわけにはいかない。プロ野球の場合、サッカーのクラブと違って別のクラブというわけではなくある程度はファンはそのままついてきて、昔との比較もされるし新しい改革についてこれるほどまとまったグループではない。
もともと野球経営なんてものは完全に黒字狙いでやるというよりも、ほとんど趣味で野球チームしたいな。というレベルであり*3、投資対象とはなり難い。ライブドアはバッファローズを別会社として株式発行して経営権を分け合うつもりなのかもしれないが、ナベツネを始めとする野球オーナー組というのはそういうヤリ方をおそらく許さないだろう。
ここでの大阪での経営というのはマイナス要因である
それなのにだ。
今日のライブドアは出来高5,129,021株をともない一発ストップ高
どういう買い材料のつもりかはわからないが、まさにエッジ時代からのライブドア株祭りである。買ったらあがる。上がるから買う。完全なマネーゲーム。さらに、ライブドアは散々分割しているのもあって、800円(現在は920円)1株から取引が可能なために、ほとんど金を容易する必要もなく株の購入ができるのだ。だからこそ、マネーゲームになる。
まったく実をともなわない株価上昇で誰がジョーカーを引くでしょうね
にしても、ほりえもんの株価煽動能力には恐れ入ります
古田とか梨田監督とかはかなり評価してるが、まあそれは選手サイドからしたらあたり前の話。堀江社長もこの野球界の問題を解決しようとしているのならばかなり男気があるってもんだ。
現在の気配 0:55
買い気配株数
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920 6,394,525
919 2,972
918 1,530
917 515
916 650
だが、今ライブドアの株買ってる人はエッジバブルにとりつかれていて平行感覚を失っている。買いすぎ。遊びすぎ