そんな記念すべき打席と知っていたら、もっと思い切り打っていたのに

熱闘甲子園を見逃したのはまあいいとして、ついに甲子園にも1989年生まれが出るようになった。そりゃあ、平成16年だから1年生は平成元年生まれもいる。昭和64年生まれ球児がでてくるのも当然だ。バブルや世界の変革期を全く実感していない世代が目新しい。



さて、今回の甲子園。やはり注目は「やればできるは魔法の合い言葉」、センバツでは強豪高を破って開設3年目での優勝。まさにやればできるを地でいった済美。この夏の予選大会も決勝では意地の逆転勝ちでしっかり代表となってきた。初出場で優勝するメンバーだったとはいえもう一度出てきた済美。すばらしい長打力でまた活躍を期待したい。



その済美に逆転サヨナラホームラン負けを喫した東北高校が明日の4戦目で滋賀の北大津と対戦する。そのメガネッシュ*1毎日新聞でカウント2−0からレフトスタンドに運ばれた直球。あの1球についてこう話している。


センバツ)準々決勝の済美(愛媛)戦は、前半はアップアップだったけど、だんだん調子が上がって、六回以降は直球が面白いように決まったんですよ。でも、そのストレートを打たれた。「真っ向勝負して三振を取ったらかっこいい」。そんなことで投げた球です。パフォーマンスというか、自己満足の世界ですね。

 オレは1人の投手として、自分のために投げたり、気持ちいい勝ち方にこだわるところがあったんです。でも、打たれて分かったのは「どんな勝ち方でもいい、とにかくチームが勝たなきゃ意味がない」ということ。それからは、チームの勝利だけを考えて投げようと。

 ボール球で相手をかわすことも必要だし、ずる賢さというか、したたかさみたいなものを身に着けようと思ったんです。



悟った「チーム第一」
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2004/08/04/20040804ddlk04070129000c.html

もちろんエースナンバーを背負うダルビッシュも含めて優勝できる力はある。東北に優勝旗がいく幸運はあるか。

参考
asahi.com
http://www2.asahi.com/koshien2004/index.html



お願い
どなたか高校野球選手権のN式テーブルがあるサイトを知っていたら教えてください。

*1:真壁投手