クイーンS 3連単でゴールドラッシュ!!!


クイーンSは別定戦のために基本的に重賞勝ちのレベルでないと連対するのは難しい。出走馬のうち重賞を勝っているのは7頭。G1馬やG1連対。G2馬と豊富なタレントが揃ったまさに札幌3連単開幕には絶好の機会となった。


オースミコスモ
オースミハルカ
シャイニンルビー
チアズメッセージ
チューニー
マイネヌーヴェル
ヤマニンシュクル



となると最高配当をめざしたいところ。



オースミハルカ


去年のクイーンSの勝ち馬。ファインモーションの追撃を許さずハナ差の逃げ切りは川島騎手の評価をあげた。札幌は2-0-2-0とフサイチコンコルドの欧州臭い血統に気合が入るのだろう。それ以来逃げて味のある馬のような馬になったオースミハルカだが、切れる馬に弱いというだけで札幌に戻ればこの馬を良く知る川島騎手なら無理に逃がすことなく乗れる。


G1では超高速あがりに対応できず。ただ、G3では3戦2勝。負けたのは愛知杯のみ。これは騎手がG1という舞台設定にとまどっているという部分もあるのだろう。だが、この馬がG3レベルで見せるパフォーマンスはG1レベルの牝馬とも肩を並べられる内容*1である。今回、有力馬といえば北海道に来たことがないオースミコスモチアズメッセージには負けてられない。開幕週の札幌の主はコイツだ。


コスモのペースメーカーじゃねえ!



ただし、ここにはマイネサマンサがいる。忘れな草賞まで3連勝でメモリーキアヌをぶっちぎっている馬で去年の秋華賞では速い逃げ馬*2を無視して堂々たる逃げをかますヤマカツリリーにかわされるまで先頭をキープ。
2003年秋華賞
12.5-11.0-11.9-12.2-12.2-12.1-11.7-11.6-11.9-12.0


最後はスティル、アドグル、ヤマカツ、ピースにまでは交わされるが0.2差の5着という優秀なレース内容。大西騎手もかなり気にいるような良馬。前走は横山典弘を乗せて内の荒れまくる函館HTB杯だったのだが、函館で強烈な逃げ方をして結局は最後とまってしまった。叩いて2戦目のここでの仕上がりに期待してしまう。


函館HTB
12.3-11.2-11.5-11.9-12.2-12.3-12.6-12.4-12.4



もう1頭、オースミハルカ愛知杯でつぶれないわけがないような強烈なハナ争いを繰り広げたのがアインクライマー。この3頭でハナ争いになるのだが、アインクライマーにしてみると今回の条件*3は連闘でも決して主張できる条件ではなさそう。新人の岩崎騎手だけにマイネサマンサの騎手が横山か大西ならばだまってついていきそう。

オースミハルカマイネサマンサ→そうながし
のような買い方をしてみたい

*1:チューリップではスティル、チアズ、シーイズに勝ち。クイーンではファイン、オーシャン、ビコーに勝ち

*2:メイショウバトラーオースミハルカ、トーセンリリー、ヤマカツリリー

*3:前走準OP54キロから別定55キロに増加