ラインクラフトがNHKに行ったことで盛り下がる?オークス

今年の収支 110650/115700
ズバリマイナスですよ。マイナス転換してしまいました・・・。ただ、本当に今週がオークスでよかった*1



桜花賞からオークスへの距離延長1600→2400というのは条件的には大層厳しいもので、つねに距離不安がつきまとう。それまでに出走馬が経験できるのは最長でもフローラS、忘れな草賞をはじめとする2000m。だからこそ、距離不安が盛りあがる。距離適性が見えないから、血統を持ち出してながら1600mまでしか経験のないスイープトウショウを切る。が、激走したりするのだ。実際は激走ではなく何度となく繰り返される歴史であり、ことオークスに限っては典型的なマイラー以外なら最初の400と最後の600だけの競馬くらいは大抵クリアできる。ただ、桜花賞の着順がまるでアテにならないのも特徴で上位馬が軽々と飛ぶ。阪神マイルと東京2400でまるまる適性が違うのかというと違うのだが、13秒近いラップを刻む東京2400のペースに耐えられるかという部分の差がでてくる。もうひとつ、調整が難しいというのもあるのかもしれない。ここ2年間ではアドマイヤグルーヴダンスインザムードが人気で2桁プラスで馬券外に出ている。ちなみに、桜花賞馬だけ見ると、オークスに出た桜花賞馬の成績は2−5−4−5*22,3着馬にくらべると悪くない。


オークスの典型的な好走パターンとしてあげられるのが、① 桜花賞トライアル好走→桜花賞を軽く負けておいて東京Cコースで復活というパターン。もうひとつは② フローラS*3忘れな草賞の好走馬がG1初挑戦で上位にくるパターン。今年は①に該当する馬がエイシンテンダーアドマイヤメガミくらいしかいない。ライラプスはちょっと例外的で桜花賞から直行ならば文句なく本命でもよかったのだがよりによってスイートピーに出たのは許されない大罪か。


②のパターンの筆頭はディアデラノビア。フローラSでの直線一気の33.8というのはシーザリオを封じ込めるのにも十分な脚といえるだろう。

*1:先週も同じことを言っていたような…

*2:4,1,3,2,3,3,11,2,3,12,1,7,2,2,2,7

*3:決してスイートピーSではない