かーなーり、面白そうなメンバーのトパーズS
例年からすると、かなりの好メンバーが集まった。重賞連対やオープン勝ちが15頭中9頭。ただ、前走オープンの馬は4着が最高で調子として絶好というわけではない。そこに条件3連勝のウェルバランスが混じって、本当に混沌としている。こういうレースをスパッと当ててのけてみたい。どうやらこのレースを解き明かす鍵は展開にありそうだ。
□
パッと見て候補が9頭。こういうレースの組みたてを3連系でやるとトリが抜ける可能性が高くなる。2連系でしとめる方針で、連対にこじつける決め脚のある馬を展開抜きでピックアップすると
カフェオリンポス
ブラックコンドル
マルブツトップ
ベラージオ
ウェルバランス
サイレントディール
ハギノベルテンポ
トップオブワールド
オーガストバイオ
問題の展開だが、後方から というタイプの馬が多い。しかも、分類でいうと直線に賭けるタイプばかり。有力馬が揃ってそのタイプで、その数が多いとなると牽制が前を楽にすることが考えられる。その面で優位に立ちそうな馬をピックアップしてみよう。
カフェオリンポス
前走の武蔵野Sはトウショウギアの超絶ペースで前半5Fが57.5。安定感のある先行のサンライズキングがダントツのケツになってしまった。そこで59キロを背負っていたのだからさすがに着外も仕方ない。もともと東京コースの凡走が多く、JRAダートの頂点はどちらも東京コースだから可哀相なタイプ。関西初遠征だけが問題。馬体の変動が大きいタイプではないため、デキがあれば軸候補。
トップオブワールド
ユニコーンSではパーソナルラッシュやカフェオリンポスをちぎった素質馬。が、この1年はさっぱりの年になっている。たぶん調整が難しいのだろう。2005年は458〜494という大変大雑把な馬体の変動をしており、重目に残した分だけ後方スタートになってしまっている。また、遠征競馬が多く調整が難しかったという面もあるだろう。実際、前々走のシリウスSの前は去年の5月まで遡ることになる。その前々走のシリウスSが休み明けにしては内枠からあがり最速というなかなかの競馬をしていて、叩き3走目で関西の開催とあれば十分好走圏内。昔のスタートさえ使えれば十分勝負になる。
ブラックコンドル
マーチSの−14キロからはデキがないのに使っている状態。武器である先行力を使えずじまいという競馬をしていて見るに耐えなかった。今回、5ヶ月の休み明けということだが平安Sの脚があれば勝てる。そこまで至らずとも、仕上がっていれば勝ち負け。
ウェルバランス
この2走のタイムを見るとはずしにくいというのが正直なところ。ただ、このタイムも重賞なら即アウト。今回のメンバーは重賞連対は多いんだけど、いかんせん臨戦過程やらがやばい面子が揃いも揃った。それに加えて、前にいけるとなれば通用してもおかしくはない。
マルブツトップ
近走の内容なら一番良いが、関西遠征がどうか。
ベラージオ
この馬はむしろ関西遠征が良いタイプで1800mもベストの条件なのでどこまでやれるか。オープンを壁にしているが、1600mばかりなので負け方としてはさほど気にならない。むしろ武蔵野Sの内容は1600にしては好感が持てる。ここは叩き2戦目の効果もありそう。
ということで、今のところ買いたいのが
・ブラックコンドル
・カフェオリンポス
・ベラージオ
・ウェルバランス
・マルブツトップ
どちらかというと切りたいのが
・オーガストバイオ
・サイレントディール