阪神ジュベナイルフィリーズ/ステイヤーズS

とりあえず、今日は阪神JFの予想をしますが先に馬場の話。今日の競馬を見ていると中山と阪神で全く馬場状態が違う。とくに、阪神は相当に芝の状態が良いようだ。古馬短距離1000万下クラスでもあがり35秒以上かかっている。例年は12月阪神開幕週というと9月開催の名残もあり、芝がそれほど伸びるわけではない。サンデーが神、そこそこ速い時計がでてくるはず。ところが、今年はグリーンチャンネルの馬場差で言うなら+1秒くらいの馬場状態。活躍している血統もサンデー直仔よりも他のヘイロー系、ロベルトといったような秋の京都開幕週に近い*1(今年はディープインパクトのためのサンデー馬場なので例外)。暖冬の影響で10月の開幕週と同じ状態がこの阪神にできているのかもしれない。重要なのは先行有利ではない。また、切れ味などは皆無ということ。東京・京都の切れ味勝負に勝ってきた馬を軽視して芝がクッションの役割をして逃げ馬は楽できるが、実質ハイペースになる。好位先行よりもスタミナのあるタイプを買いたい。


さて、今日の両競馬場の競馬の芝レースの結果と勝ち馬のあがり3Fを乗せてみる。


中山

1200 新馬   1.11.7 34.7
2000 葉牡丹賞 1.59.9 36.1
3600 ステイヤ 3.47.7 34.7
1200 1000万下 1.08.1 33.9

まあ、高速馬場ではない。暮れまでもたせるためのしっかりした馬場。内をうまく捌いた方が有利ではあるが、内外の馬場差はほとんどなし。

阪神

1200 未勝利  1.10.7 35.0 860 円
2000 未勝利  2.04.8 34.5 280 円
1400 新馬   1.23.0 35.6 400 円
1400 2歳500万 1.22.9 36.3 22510 円
1600 1000万下 1.35.2 35.8 3610 円

逃げるスピードがあがらない馬場。直線では切れ味だけでは勝負できない。重賞クラスで脚を余しまくっていたゴウゴウキリシマが好タイムで勝ったのが象徴的。

中山競馬場


芝の状態 : 今開催はオーバーシードの馬場で施行いたします。第4回競馬では野芝のみの状態で施行しましたが、10月中旬に洋芝の種子(イタリアンライグラス)を播種しました。その後、洋芝は順調に生育しており、概ね良好な馬場状態です。尚、今開催は8日間いずれもAコースを使用する予定です。


中間の作業内容
(1)芝コース 開催日の草丈は野芝約8cm、洋芝約10〜14cmの予定です。28日(月)〜1日(木)生育管理のため散水を実施しました。

(2)ダートコース 30日(水)・1日(木)コース全面において砂厚調整を実施しました。
開催日の砂厚は約8cmです。競走馬の安全のため散水を行うことがあります。芝が相当にながい。


阪神競馬場


野芝をベースとしたオーバーシードでレースを施行します。4回阪神開催終了後、洋芝の種を播種しました。また、3コーナーから4コーナーにかけての内側の傷んだ部分の芝を約40m2にわたり張り替えました。その結果、目立った傷みも見られず良好な状態となっています。


芝の状態 : Aコースを使用します。4回阪神開催終了後、10月上旬から中旬にかけ洋芝を播種しました。また、3コーナーから4コーナーにかけての内側の傷んだ部分(約40m2)の芝を張り替えました。その結果、目立った傷みも見られず良好な状態となっております。


中間の作業内容
(1)芝コース 今週は芝刈りを実施していません。25日(金)〜1日(木)芝の生育管理のため散水を実施しました。開催日の草丈は野芝が6〜10cm、洋芝が10〜14cmの予定です。


(2)ダートコース 25日(金)・26日(土)・28日(月)〜2日(金)コース全面において砂厚調整を実施しました。開催日の砂厚は従来どおり約8cmです。競走馬の安全を考慮し散水を行うことがあります。凍結防止剤は散布していません

洋芝が野芝を圧倒している。しかも野芝も相当長い。

日曜の感想
雨がふったりやんだりといった状態で良発表だったが、上滑りするような状態。かなりパワーを要する馬場で高トルクで力の要るになっていた。やっぱりビッゴル馬場。来週はそうとうきをつけたい。

中京競馬場


2回中京開催と同様、野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態でレースを施行します。

芝の状態 : 前4日Aコースを使用します。2回中京競馬終了後傷みの目立つ3〜4コーナー間の内柵より10mと2000mシュートからホームストレッチを含め2コーナーまでの全幅員28mの芝張替え(約30,550m2)を実施し、既存野芝と共に更新作業を行いました。9月26日の洋芝播種後は、天候にも恵まれ野芝、洋芝とも順調に生育し、ベストコンディションです。


中間の作業内容
(1)芝コース 25日(金)芝刈りを実施しました。28日(月)〜30日(水)生育管理のため散水しました。開催日の草丈は洋芝が約10〜14cm、野芝が約4〜8cmの予定です。


(2)ダートコース 1日(木)・2日(金)コース全面において砂厚調整を実施しました。開催日の砂厚は約8cmです。



まあ、見てわかると思いますがかなりヤル気も自信もあります。場外狙いでいきます。

*1:というかビッゴル馬場に近い…。でも、ダンスインザダークがきてるぶんだけアレほどではないんだろう。過去の話からすると、おそらくは来週がとんでもない馬券がでる。