坂の上の雲

今、読み終えた。全八巻

通勤、寝る前とあいた隙間の時間をつかって読んできた明治日本の大叙情詩

通勤終わりで終わりを迎えてもよかったけど、この偉大な書はやはり読みおえかたがあるだろう。

日本がゆれるかもしれない、参議院選挙の当日を選んだ。

終章に手をつける前に投票場である公民館の近くの神社、陸軍中将を祭った神社へ。まわりは静かでセミの声のみ。

この本に出会っているから中将が陸軍第二の称号であることを知っている。それは神社くらいつくっても文句はないだろう。

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住み慣れた町ではないから、どんな人物かはしらない。が、地元にいるのは悪い気はしない。ただ、まわりの景色はもうこの建物は神社としての役割を終えているかのように夏の匂いともの哀しさをみせている

投票は緊張するようにしている。ひと呼吸おいて書く

坂の上の雲日露戦争をその中心で日本の陸海軍をうごかした秋山兄弟の話である

表にはそうだが、この物語には明治という時代にまだ武士道を心に残しながら身を削って生きていく若者のすべてを記録した