大阪杯というポジション

大阪杯:中距離馬の春の始動レース。G2別定として数々のG1馬を排出。
天皇賞にこの大阪杯から挑戦してくる馬も多い。しかし、その現状は悲惨も悲惨。グレード制導入以降に挑戦した50頭以上もの馬のうち連対したのが4頭。さらに、連対した4頭というのが


スーパークリーク 大阪杯1人気1着 天皇賞1人気1着 菊花賞
メジロマックイーン大阪杯1人気1着 天皇賞1人気2着 前年優勝
テイエムオペラオー大阪杯1人気4着 天皇賞1人気1着 前年優勝
ヒシミラクル   大阪杯8人気7着 天皇賞7人気1着 菊花賞
大阪杯過去
http://keiba.nifty.com/db/search_race.php?key=%C2%E7%BA%E5%C7%D5&y4=&jyo=
長距離のスペシャリストである。去年のヒシミラクル阪神大勝典と大阪杯を連戦するという異色ローテであったが、やはり長距離のスペシャリスト。さて、今年大阪杯から出走するメンバーを見ていってみよう。

カンファーベスト 大阪杯5人気3着 朝日CC 2400以上経験なし
ナリタセンチュリー大阪杯6人気8着
ネオユニヴァース 大阪杯1人気1着 皐月賞 ダービー スプリング きさらぎ
ネオユニヴァース以外はやはりカンファーベストといえど用無しか。ネオユニヴァース菊花賞3着。ここ2年は菊花賞は制覇した馬が天皇賞に強い時代に戻りつつあるので*1菊花賞の上位2頭にこの条件で巻き返せるかとなると菊花賞より良い条件をそろえなければならない。1つは乗り変わりなしで臨めること…きさらぎ賞馬は京都で強い、けど3着も多い。同じようにダービーを制したスペシャルウィークは翌年の天皇賞で優勝した。ジャングルポケットも2着した。ダービー馬で翌年の天皇賞に出たのは骨折明けのトウカイテイオー菊花賞9着のメリーナイスは14着。それ以外はここまでこぎつけた馬がいない。ダービー馬の競走生命は短いのだ。健康で強いダービー馬はやっぱり強い。スペシャルウィークとローテーションが違うが立場がにている。前には菊花賞で完封されたセイウンスカイ、後ろにメジロブライト
7−0−3−2−0という2着のないネオユニヴァースは勝つことができるのか、また3着になってしまうのか。
先週のCWでのおいきり95.2-78.3-63.9-50.4-37.8-13.1
今週もCW81.0 65.1 50.9 37.8 11.8 これはちょっと凄いぞユニヴァース
次回予告:阪神大賞典の着順は逆転できないのか。

*1:その前に5年間は菊花賞は2〜3着の馬が成績がよかった。菊花賞がよーいどんレースだった時代。