函館2歳S
はくぼレースの的中率がなんとこれまでで14%*1、回収率が56%。もともと、函館は特別以外やってなかったのに加えて、それほど検討していないレースに手を出すのはかなりの失敗といえる。来週はもう函館はみなみ北海道特別以外は無視したい。
さて、函館2歳Sだがフルゲート16頭のところに登録20頭集まっている。ラベンダー賞の1,2着*2とマリーゴールド勝ちのカズサライン以外は新馬か未勝利を勝っただけの賞金であるため、同等の扱いをされることになる。規定に「未出走、未勝利は出走できない」以外の言及がないことを考えると17頭で13頭分を抽選することになるのだろうか?
去年から新馬戦の規定を変えて、未出走馬だけが新馬に出場できるようになって新馬の価値はあがった。そのことにより、平成11年から新馬勝ちが0-0-0-14と苦戦していた*3のが新馬勝ちのフィーユドゥレーヴが優勝。3着にも新馬勝ちのミュージックホークが好走した*4。新馬の重要性は上がったといえる。今年のクラシックを見てもダメジャー以外の連対馬は新馬勝ちであった*5。
閑話休題。
このあたりの函館の新馬を必死にチェックしていても役にたつのは函館2歳Sくらい。あとは函館2歳Sで好走した馬をみていけば良い*6のでみていない*7。
それでも、予想をするとやはり開催後半デビューのディープサマー、リッカバクシンオとラベンダー賞の連対馬のオーヴェールとスキップジャック中心となるか。
まあ、そのなかではぶっちぎりでオーヴェールを推したい。ディープサマーが勝ってもいいのだが、函館2歳Sのその後をみていくと函館巧者となってあとで穴をあける歴史がある。どうもこの馬ラベンダー賞をみると、あの函館1200mで距離の限界を感じさせるギリギリの早仕掛け。これは他場にいくと弱みをみせる匂いがする。この2戦が両方2番人気というあたりも穴臭さがある。来年はローカル巧者として頑張ってるのではないか。
リッカバクシンオもかなりローカル適正がありそう。
ディープサマーのほうは前走圧勝しすぎ。期待はあるのだが、どこから葦毛になったのかよくわからない不思議な血統をしている。
父 タイキシャトル
母父 サドラーズウェルズ
母母父ブラッシングルーム
http://keiba.nifty.com/db/horse.php?hid=2002105358
血統だけみるとノーザンダンサーのクロスだけ。短距離には食い合わせの悪いようにも見える。この時期から全力がでてしまったのは山内ならではだろう。血統だけ見ると長いところもいけそうなだけにこのシーズンに連勝するのはなんともったいない。ここはさっぱり負けて阪神開催のいちょうSあたりでやり直して欲しい。