函館2歳S

汚えな。こりゃ

新馬戦の勝ち方のインパクトだけでみてもつまらないのでこの函館2歳Sに関しては眼力を使ってみる。ムムム
評価はS〜E




ディープサマー S
惚れました
http://www.keibado.ne.jp/keibabook/itw/photo05.html
これはもう上位クラスの葦毛。2歳のこの次点でこのクソ汚い葦毛になっているような馬といえばエイシンバーリンを思いだす。前後躯がそろっていて骨格が完璧なサイズ*1。胸肉のまわりからは無呼吸のスタミナの強さ、後ろ脚の肉からはパワーを感じ取れる。
これは腰の力をつけるように坂路で乗り込めばクロフネにも近づけるかもしれない。今、レースに出すのは本当に勿体無い。
同日の500万下と比較してもディープサマーは最後馬なりにしているにもかかわらず、スピードが落ちていない。そして、タイムは500万条件を0.5秒と大幅にうわまっている。
どう裏づけてもラベンダー組より強い。


ディープサマ 12.9-11.3-11.9-12.3-12.3-12.7
同日500万下 12.5-10.8-11.7-12.6-12.6-13.7
ラベンダー週の芝2000(500万)2:3.4
ディープサマの芝2000(500万)2:9.2


参考
クロフネ@NHKマイルカップ
http://www.keibado.ne.jp/keibabook/010507/pp01.html




カズサライン C
テンの速そうな体つき。体高が高く尻上がり。




サウスバトルマン C
まとまった体つき。バランスが良く前脚にまとまって筋肉がついているが、後ろが足りない。


新馬線のタイムはバラバラで同日と比較するとかなり遅いのが気になる。
新馬 12.8-11.3-11.5-12.2-12.9-13.8
同日 11.9-10.6-11.6-12.2-12.1-12.8




グランプリペガサス B
京都タイプのサンデー。腹袋がでかいあたりはいかにも函館の短距離向きに見える。バランスがよくレースセンスで勝負するタイプ。京都1400がよさそう。


新馬戦の内容は同日の500万と0.6差ではあるが、ラップタイムの中身はそこそこ。
新馬 12.5-10.8-11.5-12.3-12.1-12.6
同日 12.2-10.8-11.5-12.0-12.1-12.6




スキップジャック C
かなり素軽さを感じるが、全体的な肉つきが物足りない。メジロライアン産駒の短距離馬ドリームカムカム、シャフツベリーあたりを見るとしっかりとした肉づきの体型をしている。


新馬戦に出走した馬はその後未勝利で3-1-1-1-1の成績を残しているあたりからしてもレベルは低くはなかったといえるだろう。同馬自身もラベンダー賞で2着と成績は悪くはない。
ラベンダー賞 12.1-10.8-11.3-12.2-12.1-12.8
同日500万下  12.3-11.0-11.6-11.8-11.9-12.3




リッカバクシンオ B
体つきの内容が良い。後ろ脚だけ気になるが他はかなり出来あがっている。ここで、かなり仕上げてしまっているようだ。


新馬戦の内容は自分でハナを切って思うがままににげるという戦法。これは、開催前半ならではのもの。最後は脚色をおとしているだけにこの条件は怪しくはある。

新馬 12.3-10.8-11.3-11.9-11.7-12.9
同日 12.0-10.8-11.6-12.1-12.3-12.4




オーヴェール B
期待していただけにちょっと残念。完全な重賞馬クラスというには全体のバランスがあやうい。腹袋の大きいのは良い。


新馬 12.5-11.6-12.3-12.2-12.1-11.4-11.8
同日*212.6-11.6-11.7-12.1-11.8-11.8-11.2-12.1




おまけ カシマフラワー
新馬 11.5-10.3-11.2-12.6-12.5-12.7
同日 12.0-10.8-11.6-12.1-12.3-12.4

*1:クビさじ、まえかがみ、尻上がり

*2:500万下 1600m