府中牝馬Sに挑戦するチャンピオン

これじゃあペナントの存在意義ってものがよくわからなくなってくる。140試合戦ったものはなんなんだという話。短期決戦ではそりゃあ層の厚い西武が強かった。ホークスはレギュラーで点をとる野球。ペナント1位ということによる経済効果が全くなく予想されたゲインがとれないとあればこれはもうちょっと制度の改善が必要だと思う。リーグ優勝はペナント1位のチームでプレーオフプレーオフで別のゲームというのでもいいのではないだろうか?ペナント1位は優勝。プレーオフ1位はボーナスとか日本シリーズ出場権+優勝賞金*1みたいにすればゲームは盛りあがるだろうし、3位争いも白熱するだろう。今年は確かに3位争いは面白かったのかもしれないが、1位争いはなく2位西武も5ゲーム差をつけられないようにという戦いをするだけだった。1位を取る苦しさに対するみかえりが少なすぎる。3位争いのチームのファンにとってはいいかもしれないが、1位のチームのファンははっきりいって興ざめ。


と吐きちらかしてみた。気分を害した方ごめんなさい。


府中牝馬Sに話をもどそう*2。クイーンSはみごとオースミハルカの逃げ切りで決まったのだが、この結果に関しては喜ばしいことがさらに2,3あった*3。ひとつはヤマニンシュクルの好走。このままローズSに出れば秋華賞での好走パターンが成立するのだ*4


もうひとつはオースミハルカチアズメッセージの凡走である。ともに初の北海道競馬で、戸惑いがみられることは間違いなかった。力は完全に上位だったので、ヒモには加えていたが凡走しても全くおかしくなかった。結果、オースミハルカの逃げ切りでともに先行しながらの0.6、0.7差で6,7着という惨敗のように見える結果。だが、明らかに力負けではない。とくにチアズメッセージは本当の惨敗に見えて、明らかに洋芝に脚をとられた惜敗。次は100%の自信もって買えるという内容だった。


そこで、この府中開幕2週目である。メイショウバトラーオースミハルカあたりが出走を表明していてペースが落ちることもあるまい。レコードを演出するメイショウバトラーがよどみない流れを作るはずである。となればもう一頭表明しているスティルインラブを1着づけしたオースミコスモチアズメッセージの2点の3連単で良い*5。あとは順序を考えるだけというあまりにEASYなレースだったのだ。


ところがである。チアズメッセージの名がどこにもない。


これじゃあ存在意義ってものがよくわからなくなってくる。クイーンS戦ったものはなんなんだという話。洋芝決戦ではそりゃあ前年も勝ってるオースミハルカが強かった。チアズは一瞬の瞬発力で戦う競馬。3頭1点3連単ということによる経済効果が全くなく、予想されたゲインがとれないとあればこれはもうちょっと制度の改善が必要だと思う。そりゃあ確かに主戦が幸でかぶっているとはいっても京都牝馬Sは本田騎手で勝っているわけだしそれほど騎手にこだわる馬じゃないと思う。スティルインラブのファンにとってはいいかもしれないが、チアズメッセージのファン*6ははっきりいって興ざめ。

*1:スポンサー立てて

*2:もともとしてねーし

*3:ただし、エルノヴァの2着だけは余計だった。3連単だったらみごとにはずしていただろう

*4:しかし、それは実らなかった。まあ今となってはそれが良かったのだが

*5:マイネヌーヴェルは藤田とか大西とかじゃなけりゃいらね

*6:ファンだったのか