エリザベス女王杯 その2 〜あれ、この外国馬相当強くね?〜


ラクティ(Rakti)=イギリス


牡・5歳、鹿毛(1999年2月10日生) イギリス産
父 : Polish Precedent
母 : Ragera(母の父:Rainbow Quest
馬 主 : G.タナカ氏
調教師: M.ジャービス
戦績 : 通算 19戦10勝・2着3回・3着1回(今年4戦2勝)


http://www.jra.go.jp/info/0411/20041108-mile.html

GIを5勝。ちょっと洒落になってない強さ。負けたレースも斤量が重いとか馬場が悪いとか容易に言い訳できそうなものばかりで、まともに走れば確勝クラス。香港Cでファルブラヴの2着だったり…ってラクティ!マイルCSと勘違い

こっちでした。

ウォートルベリー(Whortleberry)=フランス


牝・4歳、2004年 フランス産
父 : Starborough
母 : Rotina(母の父:Crystal Glitters
馬 主 : 吉田 照哉
調教師 : F.ロオー
戦績 : 通算 20戦7勝・2着4回・3着2回

注目は当然馬主の吉田照哉。もともと持っていたのか、繁殖含めて購入したのか。


ところで、日本人馬主が外国で買った馬を日本のG1レースにつれてくることは珍しくない。だが、どちらかというとガチンコで異国の地に挑んでくる馬と比べると好走はかなり少ない気がする。


ということで調べてみた。といってもサンプルはJCばかりだが


日本人馬主の外国馬成績


03 サラファン    JC 13人17着 G.タナカ&F.セキグチ,L.P.
03 デノン      JC 7人8着 関口房朗
02 サラファン    JC 11人2着 G.タナカ&F.セキグチ,L.P.
02 ファルブラヴ   JC 9人1着 スキュデリアランカティ社 & 吉田照哉
00 レーヴドスカー  JC 9人7着 吉田照哉
98 マックスジーン  JC 9人5着 関口房朗
96 ペンタイア    JC 3人8着 吉田照哉
95 カーリング    JC 14人11着 吉田照哉
94 パラダイスクリークJC 2人2着 西山正行
94 ヨハンクアッツ  JC 13人12着 保手浜弘規
93 コタシャーン   JC 1人2着 相馬恵胤
93 ミシル      JC 12人6着 武 勇
93 ホワイトマズル  JC 2人13着 吉田照哉
91 マジックナイト  JC 2人2着 横山秀男
91 スプラッシュオブカJC 13人13着 原田享
90 アルワーウーシュ JC 7人5着 早田光一郎
90 イブンベイ    JC 12人8着 相馬恵胤
90 プティットイル  JC 6人12着 浅川吉男
89 ペイザバトラー  JC 6人3着 早田光一郎
89 イブンベイ    JC 4人6着 相馬恵胤
89 アサティス    JC 5人12着 原田 享
89 キャロルハウス  JC 7人14着 吉田照哉
88 ペイザバトラー  JC 9人1着 早田光一郎

微妙な結果になってしまった。ちなみに完全手集計なので抜けもあるものと思われます。助言があればぜひお願い。吉田照哉の成績は1-0-0-5で共同のファルブラヴを除くと惨敗ばかり。G1では跳ねかえされている感もあり、前述のようにガチンコ挑戦ではないと考えたい。つーか、ラクティの馬主もJC常連のG.タナカ氏ではないか。どうなることか。