有馬記念ファン投票はもうすませましたか?

ゼンノロブロイ(1位)が2連勝し、3歳世代にまだまだ世代交代はさせないぞと印象付けたジャパンカップ。上位2頭はすでに有馬への出走を表明している。面白いレースになりそうだ。


暮れの有馬記念には春までの現役最強馬タップダンスシチー(4位)が3たび暮れの中山の芝に立つ。ヒシミラクル(6位)もジャパンカップでは3コーナーからまくりにいくという復活の布石をつくった。これにコスモバルクデルタブルースが挑戦。ダート王アドマイヤドン(8位)、実績馬リンカーン(3位)、シルクフェイマス(10位)、ツルマルボーイ(5位)もからんできて非常に面白いメンツになりそうだ。コスモバルクに投票があるのなら1位なんだろうけど。


残念なのはダンスインザムード(7位)、アドマイヤグルーヴ(2位)、ファインモーション(9位)という牡馬相手にも戦えるレベルの高い牝馬が回避しそうなこと。この牝馬が出てくればいよいよ面白くなるのだが…


ところで私の投票を理由つけて紹介。


1. タップダンスシチー
今年、無敗から凱旋門への挑戦を有限実行した文句なしの最強馬。タップが出ることでレースは激しくなりサンデー達もなし崩しに脚を使わされるようなレベルの高い好タイムの決着になる。今年の年度を代表するのはゼンノロブロイではないということを3コーナーからのまくりで見せつける。


2. ヒシミラクル
ジャパンカップマグナーテンのペースを余裕で追走。よりパワーアップして戻ってきたのではないかと思わせるレースぶりだった。だが、あそこから35秒の脚を使えるほどまでは筋肉も戻っていなかったようだ。
タップがまくるなら俺も行ってやる。ハイペースは望む所だ。ゼンノロブロイのあがり勝負にはもう飽きた。奇跡の復活こそがこの馬のテーマ。


3. デルタブルース
まさに来年の競馬を全勝するのがこの馬の役目である。出遅れたジャパンカップは本来のレースではない。東京2400mでああいうレースができるということはまさにスーパークリークのようなステイヤータイプと言える。先行してひと伸びするスタイルで最強馬に挑戦。


4. ツルマルボーイ
天皇賞の上位ではジャパンカップを回避して順調にきている馬。宝塚は安田記念の余力がなかったが、タップがいるレースなら後方から一発狙い。


5. トーセンダンディ
オールカマーを楽逃げしたくらいで天皇賞ジャパンカップに挑戦とは無謀だと言われもいい。


6. ヴィータローザ
実績馬達の疲労がたまっているところで一発決めてやろう。


7. ナリタセンチュリー
8. シルクフェイマス
9. ナムラサンクス
10. バランスオブゲーム



本当は期待していた馬


ウインジェネラーレ 故障
日経賞の勲章を片手に、中山は庭。有馬記念で激走するためだけのローテーションをとってきた。狙うは一発スタミナ勝負のはずだった。が、故障。


スーパージーン 引退
オールカマーアルゼンチン共和国杯と惜敗だが次につながる十分な内容があった。だが、あっさり引退を表明。


イングランディーレ 故障
春の天皇賞馬だが、中山2500mもかなり条件は合う。


アドマイヤグルーヴ 放牧
さすがに3連戦はきつかったらしく来年へ向けて放牧。天皇賞制覇を大目標に


オペラシチー たぶんでない
距離伸びてからが勝負の馬。来年の天皇賞をめざして冬のG2で始動するのだろう。ロブロイが引退した場合、デルタとバルクの2強へ割って入るのはこの馬しかいない。



有馬記念ファン投票公式ページ
http://www.jra.go.jp/fan04a/fanent0.html