根岸S

さて、こんな偉そうなことを書いた後に予想をするのはプレッシャーですね。ということで根岸S、いってみますか!
□ 東京ダ1400
開幕週で凍結防止剤を撒いたダート1400mはスタートから先行する馬のスピードがあがる。今回は前に行きたいという馬はエコルプレイスくらい。皆がフェブラリーSのことを考えて、控えた競馬をするだろう。レースは速い流れで砂を被らない先行馬と外枠の追い込み馬が有利。とくに直線100mプラス坂上300mのコースのため外枠の追い込みが決まりやすい。あがりの速い外枠が自然と上位になってくる。


□ かなりの好メンバーが集まりそうだったのに
スパイキュールが骨折
パーソナルラッシュがゲート再審査
この2つので一気につまらなくなった根岸S


こうなったらシャドウスケイプトップオブワールドに外枠を引いてもらうほかない。
□ 予想
逃げたい馬が見当たらない。エコルプレイスあたりはハナにいきたいタイプだが、出足がとりたてて上手いというわけではなく、サイレンスボーイが絶好のスタートを決めるだろう。外からエコルプレイスが制してハナへ。ただし、サイレンス、アグネスあたりをかわして内にいくだけでかなりの足を使うことになるだろう。これでペースはそのハロンだけ速くなる。中枠に先行、内枠に差しタイプが集まっているため、団子レース。内枠はかなり砂をかぶることになり相当につらいレースになりそうだ。ここは珍しく先行している馬の押し切りになってしまいそうだ。外枠の差し馬もまともなのはトップオブワールドエンゲルグレーセくらいですから。なんかの間違いで先行激化なら、この2頭で決まるパターンもおおいにありえるでしょう。


メイショウボーラー 福永
といってメイショウボーラーに関しては芝でも左回りに疑問が残る。また、前走と比べて断然の人気でマークが厳しくなるのが間違いない。プラス、前回は外枠でまくるという、全く砂をかぶらない展開。中山1200mと違いダートコースから始まる点も含めると、オープン勝ち馬もそれほどいない前回とは違ってかなりメンバーが強化される今回はかなり厳しい競馬になると考えられる。とはいえ、1200mであれだけぶっちぎられるとガーネットS組よりは上位に取らざるをえない。▲


サイレンスボーイ 田中勝
あきらかに太かった前走からはきっちり馬体も絞れてきて480キロ前後になるだろう。そうなれば、1400mという距離にも東京にも抜群の適正。楽に先行でき、まったく砂をかぶることなくレースができそう。この条件がかなりうまい田中騎手がこちらを選んだことも心強い。○


トップオブワールド 四位
古馬相手には苦戦続きだが、敗因はどれも進路をカットされて伸びしろを奪われてしまったレースばかり。今回は、外枠でレースも他馬とかかわらずに進めることができるため、きっちり差して上位にからんでくるだろう。△


アグネスウイング 中舘
前走はメイショウボーラーを交わせず逆に弾き返された。だが、中山のレースは2歳時にも4着。これならば、前進はあるだろう。ただ、スピードで圧倒された形。まともにやっては逆転は難しい。徹底マークでボーラーをつぶしてもらいたいものだ。△


で、スパイキュール軸という予定だった。信頼できる本命を失って、この予想には軸馬がいなくなる始末。この予想から1点だけ筋の通った予想ができている部分は先行争いが緩く前で砂をかぶらない競馬をした馬が押し切るレースというパターンの馬連


結論


( 空白の本命 )
サイレンスボーイ
メイショウボーラー
アグネスウイング
馬連2点 ○=▲、△ 500円
計 1000円