すばるステークス
今週は更新ができず申し訳ありませんでした。そういうときに限って、兜町ではライブドアがニッポン放送株３５％取得という*1大きな発表をしているわけで…
京都ダート1400mというのは結構特殊なコース。引き込みの芝が200m、そこから直線400mの坂を駆け上がるまでが第一ステージ。この時点で内から３頭以内に位置付けできなければよっぽど実力差がない限り逆転は難しい。３コーナーから下るとき加速しすぎないよに、なるべく外に膨らまないようにコーナーを曲がり、直線で一気に突き放す。
というのが勝利パターン。で、この距離のオープンでは一歩前にいるエコルプレイス、ヒカリジルコニア、アグネスウイング、ツルマルファイター、アタゴタイショウの中で内枠に入った順に印をつけていこうと思ったが都合の良いようになるもので、アグネス、アタゴはきっちり外に入ってくれた。
エコルプレイスは関西ではすべて複勝に入っている。４勝の内３勝をあげている京都1400mという条件も合っていてその気さえ出せばハナを取れるメンバー構成。それだけにしっかり先行して内のポジションさえ取れれば、メンバー中でも速い時計も出せるため、凍結防止剤を巻いた馬場なら勝ちきることになるだろう。
次点はこの距離のレースで２，３着に入るのは八百長の域のツルマルファイター。
年に１度の京都ダート1400mオープンということでこの馬が最も得意とするレースといっても過言ではないだろう。枠順からも、まわりに自分よりテンの速い馬がそれほどいない*2。追走もしやすく、この馬の持ち味が存分に出せそう。だが、今回に限っては２，３着に固定なんてことをすると地獄を見ることになるかもしれない。というのも、この馬の４勝の内の２勝をあげさせている小牧騎手*3への乗り変わりだ。２，３着の山を積み重ねた角田騎手からここ２走では乗り変わっていて、斤量は55キロまで減っている。前走は馬群が４コーナーで凝縮して行き場をなくして立ち上がる不利。枠の差を生かせられれば小牧騎手のコーナーワークと押しで勝ちまで考える。
この枠順ならば文句なくヒカリジルコニア。冬のダートオープンはもう福永の全勝ということもあるかもしれない*4。前走はメイショウボーラーにぶっちぎられるものの、好内容の競馬。非常に高い先行力と粘りきるスピードがあり、タイムも速い。京都1400mはまだ未走だが、京都コースでは２勝をあげていて準OP勝ち上がりは東京1400m。
もう一頭気になるところをあげるとタイセイブレーヴが調教でかなり走っているところか。肉付きもしっかりしてきて、枠からも周りからも楽にハナが切れるポジション。紛れて着くらいはありそう。
アグネスウイングはこの２走は確かにメイショウボーラーに真っ向勝負を挑んだための負けという部分も大きい。ただし、枠がきつく、1400mとなるとこの３頭中２頭に先着するには絶好のスタートを切った上にエコルプレイスが出負けして３コーナーまでにハナをとれるような展開でないとつらい。そういうコース特性を知っている武騎手に乗り変わっているだけに馬券から外すのはあやういが、凍結防止剤馬場にも向いていない*5ようでここは３着までということで軽視した。
結論
馬連３点BOX 各500円
計1500円
