愛知杯

★ 競馬予想

年を明けて、京都→中山→福島と３つの牝馬Ｓがあったが、今年の牝馬戦線にはトーセンリリー、メイショウバトラーという馬が出て来なくなったためにいずれもかなりのスローペースの先行有利になっていた。中山牝馬Ｓではウイングレットが、福島牝馬Ｓでもメイショウオスカルが先行して粘ったという形。この２レースはダイワエルシエーロの出る今回は全くノーカウント。


愛知杯のカギのひとつはダイワエルシエーロ、マイネサマンサという"なるべく逃げたい"タイプが出てきていることだ。また、中京は今週は仮作を移動してＢコースになって朝は内も残っていたものの、急に雨が降ったせいもあり、内がボコボコに掘られてしまった。10R以降はどんどん差しが決まるようになり外を通る方が有利。


去年の勝ち馬メモリーキアヌが秋山騎手を乗せているということで注目だったのだが、前走が＋２０キロくらいの馬体重。１ヶ月おいて調教を積んでいるため、絞れた場合買いたい目なのだが。


去年４着のマイネヌーヴェルは、今年は牝馬限定重賞になぜか５４キロで出走できている。だが、スローレースの瞬発力がない。牝馬３重賞で最も合わない競馬をさせられた。今回はようやくペースらしいペースのレースになりそう。鞍上も中京2000を追いこませたい中館ときている。ここで買わなければターコイズＳまで買えない。


ただし、本命はチアズメッセージ。斤量を背負うとどうしても後ろからいくことになる今年の牝馬重賞ではドスローになって何もできず。だが、ここ３戦は牡馬相手に互角以上の戦いをしている。５６キロは完全に守備範囲で、鞍上も乗りなれた幸騎手になり死角なし。去年以上に負ける理由がない


なぜか増量するレクレドールを人気の中から三番手の相手としたい。去年のローズＳの勝ち馬にとって距離が2000mになるのは歓迎すべき材料。


メイショウオスカルも脚質自在で阪神牝馬Ｓのペースに対応している分抑えておく。


結論
◎チアズメッセージ
○マイネヌーヴェル
▲レクレドール
△メイショウオスカル

馬連４点
◎＝○　1500円
◎＝▲　1000円
○＝▲　500円
◎＝△　500円
計3500円