ボボボーボ、ボーボーンキング!エプソムC

アンカツが26日の宝塚記念の週まで騎乗停止。ヴィータローザをどうしてくれるのん。



グリーンチャンネルには今週の特別登録馬の前走を放送する番組がある。私はそれをHDDに保存して、前走のイメージを思い出すために*1ダラーっと見直す。
今週もタラーっとみていると懐かしい映像…先頭はナリタトップロードマンハッタンカフェがぶっこぬき。トップロードは3年連続3着となってしまう。このときの4着がボーンキングだ。へえー、そういえばそんな気も…
て、ボーンキング!!出走するの?


とっくに引退したと思っていたのにいままで何をしていたのか。マツクニ師によると「腰に疲れが出て放牧へ。その後いろいろあって…」(スポニチ)だそうだ。中37ヶ月で好走などという例は全く聞いたことがない。最終追いは8日に完了済み。坂路で4F51秒9、ラスト1F12秒1ということでまだ調教を強めても良いと思っているようだ。SANSPOの記事を見てもマツクニは割と強気。休養前でもエプソムCの1800mという条件が合う馬ではないと思うが、レースセンスが高いのである程度こなせると思う。さあ、どうするかね。



予想


エプソムカップの最大の特徴は斤量の条件。


3歳53キロ、4歳上57キロ基準
3歳3000万円
4歳4000万円
5歳以上5000万円超過で5000万円ごとに+1キロ(牝馬は2キロ減)
エプソムという名前をつけているだけに格は高く、G2別定戦と同等クラスの厳しい斤量条件。5歳以上なら1億まで57キロの同条件ということで、G3を2勝くらいしても問題ない。エプソムカップで上位に来れるのはG2実績のある馬である。過去を見ると前年までにG2で3着がなかった馬で連対しているのはアドマイヤボスタイキマーシャルマーベラスサンデーの4歳時。いずれも重賞挑戦が1,2戦目でこういうタイプが来ると勝ち切っている。今年は4歳の出走なし。すでに重賞にでている馬でG2好走のない5歳以上には期待できない。

ブービー人気の話
71.3倍で去年も前日ブービー人気だった。なにがこの人気を誘うのか。今年は凡走が続いているが、それはオールカマーを勝っているため斤量を背負ってのもの。もともと、大阪杯の条件は好走能力ゼロ。オーストラリアTであがり3位を出していることからしても、決して去年からのデキ落ちはない。そもそも、散々叩いてようやくというタイプだ。空き巣の先行勢に加えて、前でも残せる馬場。
もうひとつの要因は東京コース0−0−0−7という字面だろう。ただし、この負け7つは全てに内容がある。本格化前の東京での負けと、天皇賞秋2回*2ジャパンカップ。左周りが苦手ということは新潟実績からしても全くないことがわかるだろう。加えて、去年の秋に中山の坂を克服して逃げ切ったことで坂も克服できることを示した。


16番人気の話
芝では3−1−1−3。
負けたのは春天、ダートから挑戦した青葉賞。そして、プラス20キロ、ハンデ頭の前走。2,3着で負けたのはトーセンダンディスーパージーンダンツジャッジ。重賞だけだ。去年もブリーダーズGCからマイナス22キロのオールカマーで3着というリズム。片目を失明していることがどれだけ影響するかまだわかっていないので、自信の本命は打てないが前走との比較では確実に上向いて来るだろう。
先行力と抜け出して粘りきる脚は抜けており、去年の日経賞ではヨシトミの乗るゼンノロブロイに競り勝っている。陣営コメントは弱気に見せているが、休み明けで上村を乗せたあとに蛯名を持ってきての勝負気配というか殺気はバレバレ。全く消えて無い。


1番人気の話
結局、サイレントディールが好走しているのは1600mと1800mのみ。芝ダ含めての成績が


1600 2−1−0−1
1800 3−1−0−1
その他  0−0−1−10
これマジ。しかも負けたの2歳時。ダービーでも4着に来ているように東京コースも上手い方と言えるだろう。ただ、今年は気性がアテにならないところが随分マシになっているだけに安定上位。賞金8850万で出走馬中トップなところも良い。


差しがそう簡単に届く展開にはならなそうなのではっきりいってこの3頭でフォーメーション組みたい。これに左の2着ゲッター カンファーベストを一応加えて予想完成。



消し
哲三が乗らないタカラシャーディーなどは買うに値しない。

トーセンダンディ
ウインジェネラーレ
サイレントディール
カンファーベスト
馬単
◎=○=▲ 500円づつ
◎、○、▲→△ 200円づつ
ワイド
◎=○ 1000円
3連複BOX 400円づつ
計5800円

*1:これをやりすぎるとよくない

*2:しかも去年は8着