土曜競馬をまとめてGO! 〜青函S/天の川S〜

オールスターは9回裏1点差、ランナーがあとひとりでれば松中信彦というシーン。クルーンが154,155,156と速度をあげるたびにインボイス西武ドームが盛りあがるのがうらやましかった。良い雰囲気。だが、3番木元がセカンドゴロで試合終了。これはおそらく明日の甲子園への布石。この勝負は野球の神様が明日のクライマックスにもちこしてくれたんだと思うことにします。


さて、競馬は今週が函館記念だけではちょっとオールスターとはいきませんが、条件戦はかなり面白いメンバーが揃っています。3場開催のはくぼ2週目。レースや発走時間の間違いがないようにいきましょう。ってお前また小倉いかんのかいー!



青函S



天の川S


今、対ディープインパクトとして関西で最も期待されているとかいないとか…エルコンドルパサー産駒のトウカイトリック古馬準OPと一戦を交えるということで大注目のレース。ハンデ戦だが、昇級で52キロならハンデは一切見込まれていないといえるだろう。小倉で準OPの中距離がないため、新潟のレースでも関西馬がかなり集まった。



サンデーサイレンス×アイリッシュダンス
この組み合わせを見て、良血のトニービンだなと直感するのは牝系マニア。2着ねらいたくなるのは横山典弘。晩成の牝馬だったなーと昔を思い出すのは穴党でしょうか。


まあ、まずハーツクライが思い浮かぶと思います。しかし、今回の主役は兄であるアグネスシラヌイ


他の関西勢は関西の騎手を用意できなかったのに対して、本来は小倉にいるべき小牧騎手をつれてきたアグネスシラヌイ。準OPではかなり安定感のない成績を残している…ように見える。


だが、もともと休み明けは苦手な馬、復帰2戦は馬体も安定せず度外視でよい。道頓堀Sは馬にまかせてマクって不発。難波Sでエアセレソンの0.4差3着でようやく味が出始める。その後、2戦を逃げて惨敗。ストークSでマイルの流れにのって最速あがりを叩きだし2着となった。前走の米子Sではグチャ馬場を4着に持ってきた。
今回、あがりを好き放題だせる新潟2000m。ニシノセレッソ、エローグ、ビッグコングと前にいってくれそうな馬がいるたため、高速馬場も見かたしてペースは落ちないだろう。

平均ラップをふませれば文句なしのラス脚を使う弟に実績で大きくおかれた兄が3歳に負けてられない。

対抗はそのトウカイトリック。3歳500万程度の条件ではペースがたらたら、あがりが速い勝負になるため残り100mくらいでようやくエンジン点火!したところがゴールというレースを続けてきた。それが、前々走新潟の直線を使ってギアを変えていくことに成功。続く古馬1000万条件の速いラップで他馬が外に持ち出すところをインをズバっとついて優勝。あの週はすでに内が荒れており、古馬特別での芸当は素晴らしかった。条件があがるほど好走するタイプ。一気に重賞までいくだろう。


ペースもあがり、直線も長い。条件は揃った感がある。アグネスシラヌイをぶっちぎっても文句は言えない。

この1点でいきたいところであり、他はほとんどいらないがとりあえずあげておく。

エローグ
関西長距離準OPでも上位クラスのエローグ。中山2500mでかなり速い時計での圧勝を決めているように2400m以上になると抜群に強いが、2000mとなるとちょっと忙しい。速いあがりを使えない長距離型の先行ということで高速馬場の流れに乗れなければショボい敗戦になってきそうだ。


ハッピートゥモロー
勝ち方が鮮やかなので常に人気するハッピートゥモロー。だが、かなり条件つきの脚なので揉まれると終わり。クリアな状況で差さないときつい。おそらく外を回す。ただ、1000万条件では外を回しても届いても、このメンバーで小牧やトウカイトリックあたりがまだ馬場の良い内を使うのにきついだろう。


ニシノセレッソ
ならば、去年の新潟記念で4着のニシノセレッソの方を推す。サクラチトセオー産駒は休み明けが苦手のスロースターター。限定条件で見事な力を発揮する。叩き4戦目でそろそろ走りたいメーターが来るころ、ここはナムラサンクスが田島で鮮やかな脚を使ったコースでもある。ペースもあいそうで2頭に続く3番手。


ビッグコング
府中Sが小頭数でいかにもはまったという形。スタートからいきたがるためにこの外枠はかなり良い条件で、消すのはつらいがむらさき賞でミスした吉田騎手だけに自信をもって買えない。




◎アグネスシラヌイ
トウカイトリック
△ニシノセレッソ
△ビッグコング
?エローグ

確定
馬連 1点
◎=○ 2000円
馬単 4点
◎→△ 各200円
○→△ 各400円