新潟記念グレードスリー

今日は愛タイギャラントが54キロというアホハンデをもらっていたので、小倉に行ってきました。結果は快勝!とはいきませんでしたが、評判の3歳馬サンライズバッカスにせまる2着。3着にウシュアイアが入ったため3連単ははずしましたが、そこそこにやりました。時間がなくてさくっとした予想になってしまい申し訳ありませんでした。でも、タイギャラントを知っている人だったらあんだけ書いとけば十分だったよね。



今週の新潟


ローラーをかけたが馬場は最悪。午前中に実験している騎手もいたが、メインのころにはどうもこうもないと判断したようだ。内はとても走れない。今日のメインを見ると逃げた馬が直線に入ってから外外に持ちだし、押し切るような状況。ここまでくると、先行勢はそのまま外に持ち出すので、差しがきまるような馬場ではない。そして、今日その競馬をやっていたのは柴田、後藤、中館、勝春。先行を中心に



で、出走馬の前走の位置どり


5走遡っても逃げたことのある馬がいない。ようやく、アグネスシラヌイが6走前に逃げたことがあるくらい。アグネスシラヌイはもともと逃げて勝ったことがあるような馬で、2番枠となると先行力もあるだけに逃げさせられるかもしれない。






アグネスシラヌイ


に関してはすでに天の川Sのときに書ききったのでそれを参考にして下さい。(予想:天の川S◎アグネスシラヌイ→http://d.hatena.ne.jp/umanusi/20050723/p2)今回、ほぼ間違いなく平均以下のラップになる。前半でタメを作ったときのアグネスシラヌイの脚は重賞クラス。54キロで現在、ローカルだけで勝ち簿氏をかさねてリーディング3位に入っている中館騎手を鞍上に直線で圧勝。


中館という男ならばこの際、逃げてくれても良い。ただし、小牧がわざわざ新潟に乗りに来た天の川Sがベストパフォーマンスで、小倉記念では少しモノ足りなかった。この馬体がもどっていないようなら今年すでに10戦目。軽くすっとぶだろう。ただし、この馬は中穴党なら必ず注目する馬。現在、単勝では6番人気の10倍台になっているが、馬連では人気サイドになっている。だが、それは間違いでこの馬が先行して差されることがあるとしたらデキが無い場合。もしくはハイラップのときに道中で脚を使わされた場合。この2つのパターンでは馬券のどこにもいないような馬である。復系の馬ではない。ここは単勝馬単で組み立てるのが良いだろう。



ところで


現在の単勝オッズは次のようになっている


1 8 4.4
2 7 4.7
3 6 6.5
4 1 6.9
510 7.7
6 4 10.0
7 2 10.8
8 5 12.9

912 22.4
10 3 23.7
11 9 47.6
12 11 68.7

8番人気までが剥離なしで固まっている。ハンデ戦らしいともいえるが、これは新聞紙上で相当に印がバラけている証拠。新聞の予想というのは普通の人が予想する以上に馬の調子、陣営の気配に左右される。だからこそ、本来はもっとかぶるはずの実績をもつダイワレイダースが4.4倍というのなら状態面に多少不安があると見てよさそうだ。

ダイワレイダース
それをふまえて、七夕賞からという間隔があいて、他ほどの調子に持ってこれていないと考える。アメジストSのように馬場が渋ると前につけて抜け出して圧勝というパターンも使えるため、来年の安田記念が梅雨だったら有力候補の1頭にもあげられる。前走はトーセンダンディが後続にだけ脚を使わせる逃げできついペースだったため上位だったが、スローできるタイプではない。


ヴィータローザ
安藤騎手は金鯱賞があまりにあざやかだったから後方の競馬にハマっているようだ。行く脚はあるので前で競馬できれば良いのだが57.5キロということもあり、後方になってしまうだろう。これで届くだけの脚はない。



ちょっとねむいのでここからは明日に



つづき


エリモマキシム
新潟2000の縮小版である京都1800を得意としているタイプで、新潟大賞典では0.2差の4着。さらに、今日の競馬では芝で1−0−1−1という活躍。芝1800では外にもちだす同じパターンで上位にもってきている。エリモマキシムは行き脚もあるタイプ。福永騎手にはスローと判断したら自分で動く力がある。打倒、アグネスシラヌイとして最有力。


チャクラ
柴田騎手は昨日の馬場を見切っていたので、トップハンデでも買うべきかと思ったが、今日のレースをみていると次の福永騎手のほうが優れている。逃げればかなりチャンスはあると思うのだが、57.5キロをのせてツメの甘いタイプだけにヒモとして。


ヤマニンアラバスタ
この馬の成績はオークス3着を見ると長めの距離のように見えるが、実はそうではなく長い直線にある。2着こそ、実力の違いでフラワーカップホープフルなどがあるものの、勝ちは新潟と東京のみ。あとは降着した紫苑S。その成績は


新潟 2−1−0−1
東京 1−0−2−3
となっている。長い直線を生かして加速していくタイプであり、この直線はもってこい。これから新潟重賞の常連になるでしょう。

結論

◎アグネスシラヌイ  中館
ヤマニンアラバスタ 江田
エリモマキシム   福永
ダイワレイダース  後藤
☆チャクラ      柴田


今回は3着までの候補として考えられるのがこの5頭のみ。頭にもってきたいのはアグネスシラヌイだが、2連系では実は妙味が少ない。3連系で馬券を組みたててみるのがよいと思う。


3連単フォーメーション9点(単勝9倍、こちらは20倍)
◎→★、▲、△→★、▲、△、☆ 100円


3連複5頭BOX10点 100円 4頭BOX4点 100円づつ



ただし、やっぱりオッズが7人気まで剥離しないレースは手をだすべきではない。1ケタ単勝の馬に4頭も印をつけるということは世間とズレた予想ではない。買っていいのはやっぱりシラヌイの単勝だけだろう。狙うレースなどいくらでもある。よって結論としてはこのレースはケンする。以上。