エリザベス女王杯

新企画!途中経過で公開!
つーか、1時になったけど、筋肉痛で予想がまとまってませんw関係あるか!


ギブアップだよ。豊。昨日の清水Sの予想は外有利みたいな言い分だったのだが、検討違いもいいところ。トップガンジョーが最内一気ですよ。最内。あと、インセンティブガイに対しても馬は高評価しながら次のように言いはなっている。


好走できる内容はあるのだが、今の馬場の内枠はきつい。ペリエが後ろに下げて外まわしてなんていう騎乗をするとも思えないので圏外にしておく。
えー、ペリエ大先生に対して糞騎乗でもするかのような口ぶりを叩いてしまった。このド素人が!


ということで展開。オースミハルカの一番枠。先行勢はオースミハルカ以外は距離に不安を抱える馬ばかりなので、前をつつくことはない。去年、メイショウバトラーは離して逃げたがオースミハルカは離れた2番手で次の集団を引っ張る形でドドドスローに持ち込み粘りきった。去年の脚質構成は逃げ2頭で先行脚質といえるの馬がグローリアスデイズだけだった。メイショウバトラーで前半5Fが61.0なのだから、オースミハルカは62秒くらいで逃げていたはずだ。


今年はそれに比べるとアドマイヤグルーヴが前にいく意志を示しているし、ウイングレットマイネサマンサ、なによりサミットヴィルがいて。さらに去年のように極端な追い込み馬がいない*1。かなり馬群が固まって前を可愛がる競馬にはならないと思う。



ヤマニンアラバスタ
気性がかなり改善して、調教が思うようにできるようになった3走前から、ビシバシ調教しても安定して450台の馬体重に仕上げられるようになっている*2。450キロ台の馬体重では無敗、他に勝ったのが紫苑Sの442と新馬の460だから430キロくらいで出ていた遠征クラシックは全く力がでていなかったと見てもよいだろう。


で、どのくらい凄くなったのかというと前走が凄まじかった。もともと長い足を使えるタイプなのだが、瞬発力はなかった。オークスも加速しはじめからトップに乗るのが遅くて、スイープまで間に合わなかった。また、追走力も全くなかった。だが、450キロに安定してきてからは先頭集団の後ろくらいの位置につけて、さほどタメなくてもドスローペースの前残りが濃厚な状況で一気に加速できるようになった。府中牝馬Sで仕掛けはじめてから1秒ほどで先頭に追いついた瞬発力は430キロ台ではなかったものだ。もちろんそれだけでなく先頭にたってもソラを使うことなく走り切る。だからこそ、相手を完全に振り切ったレースができる。今回、エアメサイアスイープトウショウといった差し馬を相手にするにあたって、速めに仕掛けてねばりきったという新潟記念の経験を持っているのは大きい。


ところで輸送が苦手…こんなイメージをレースを始める前からつけすぎているように思う。有力馬とかの比較ができないからこんなマネをするのだろうか?スズカマンボぐらいになると輸送が苦手なんて言ってもいいと思うが、ヤマニンアラバスタの場合は輸送して負けたのはG1ばかり。阪神マイルなんて、器用さが全くなかったこの馬にとってはもともと合う条件ではないし、秋華賞エリザベス女王杯は輸送によって馬体がずいぶん減ったことも原因のひとつだったと思うが、それ以上に紫苑Sを降着したことによる急遽の鞍上変更にあったと思う。気難しい馬だけにテン乗りのしかもヨシトミだとかミキオとかでは乗りこなせていなかった。


スイープトウショウ
こいつも成長して、ゲート再審査がなくなった。追い込み一辺倒の脚質は馬群に入れても問題のない脚質に改善され、宝塚記念では道中で8番手を追走して抜け出し優勝している。相手が差しならば、大胆な騎乗が要求されるが古馬牡馬G1馬相手にやりのけたのだから確実に脚を余すことはないだろう。
ただし、スロー適性は低く。好走したレースの前半ラップは5F60秒を切らんとするペースである。今回はいくら去年より速くなるといっても60秒を切るとなるとサミットヴィルとマイネサマンサあたりがやりあうシーンくらい。


この2頭は前年からかなりの成長をとげており、去年のイメージを先行させられる馬ではない。



対して、前年の


アドマイヤグルーヴ
武豊エアメサイアを選んだのは昨年ファインモーションマイルCSというローテーションを選ばざるをえなかったことの義理返しなのと、あとは普通にエアメサイアのほうがチャンスがあるんでしょうね。
ところで、この馬のローテーションは次が有馬で引退らしい。デビューから武豊騎手で牡馬相手に戦ってきて、クラシックの前哨戦にも若葉Sを選んだりつねに過酷な道を選んできた。今年は目標もなく古馬王道路線を牡馬と共に歩んだ。今年は牝馬豊作と言われて、3つの牡馬混合G1を牝馬が制覇。そのなかで完全に脇役になってしまっている。どのレースにしても去年と同等か少しパフォーマンスを落としていて中1週ローテを覆す勢いはない。
だから、最後くらい豊君がエスコートしてあげようや。ディープインパクトは上村ってことでどうよ。


オースミハルカ
前走のパフォーマンスは去年の府中牝馬とかわらない。56キロ背負ってマイネサマンサに破れたが、今回は同等以上に勝負できるだろう。ただし、いくらスローとはいえすでに追い込みではないスイープトウショウを振りきれるかは疑問。


レクレドール
好走の条件がかなり限定される馬。


みんゴルでいうとエアメサイアのゲージが
_______■■■■________
って感じとすると


レクレドールのゲージは
_________|__________
こんな感じ。ナイスショットにするのが難しい。3着と好走した福島牝馬Sでも柴山騎手がコメントで


これは結果論になるけど、この流れだったらもう少し早く外に出してマクッて行けばよかったね。終いは良い脚を使っているのに悔しいね。それに今日は内枠だった事もあって力が出せなかったよ…。
と言っている。脚を使える距離が非常に短いくせにトップスピードまでに時間がかかるというかなり不器用なタイプ。インベタで脚を貯めて、ビタイチのタイミングで仕掛けないと駄目。クイーンSでも最後はヘヴンリーロマンスやらにかなりつめよられている。というか完全にクビのあげさげだけの先着。ローズSしかり、こういう接戦には強い。兄*3とはちがって。


愛知杯みたいにちょっとでも速めの仕掛けをするとあっという間に馬群に飲み込まれてしまう。逆に、仕掛け遅れると府中牝馬のように後方ママになる。クイーンSみたいな思い切った先行策というのはなかなか合うと思うが、スタートはそれほど良く無い。しかも、マーメイドや府中牝馬のようにヤヤ重馬場でも不発になってしまう。荒れた馬場も駄目。とワガママなのだ。


で、今回はそのヤバイ条件が揃ってしまった。まず、3〜4コーナーの下りで加速できる京都外回り2200mというコース形態を考えるとビタイチのタイミングで仕掛けるの難しい。加えて、外枠、荒れ馬場、たぶんヤヤ重。こうなるとマイネサマンサのほうが普通に強い。圏外である。


マイネサマンサ
で、そのマイネサマンサ。外枠を引いたのがかなり痛いが京都2200はゲートでてからの直線が長いのでおそらく飛ばしていくはず。なにより騎手がルメール。G1で0−3−0−3。馬券になったのは全て先行馬、ならなかったのは差し馬とはっきりしている。マイネサマンサの先行力はルメール向けだし、もともと逃げて面白かった馬。オースミハルカの単騎逃げとか言われているが、オースミハルカはとくにハナを主張するタイプではない。ハルカを制して上手く折り合ってくれそう。


サミットヴィル
エゲレスの馬は消し。



エアメサイア
まず、スローのレースでの好走が続いている。ローズS、秋華賞ともに時計のレベルが低い。秋2戦は相手がかかる先行馬だったが、今回は同じような位置に有力馬がいる。で、決め手は目一杯。

今のイメージ


ハイなら
スイープトウショウヤマニンアラバスタ


スローなら
ヤマニンアラバスタエアメサイア


まあ、これで馬連2点ではある。ただ、どちらも10倍はつかないのでどちらかにするか3連単にするかしないといけない。
ハイペースの3着候補にはアドマイヤグルーヴレクレドールをあげたいが、条件がそれほど揃っていない。スローペースのほうはマイネサマンサオースミハルカの逃げ粘りが見えてくる。


結論:武に逆らおうとしても無駄

枠連
ヤマニンアラバスタエアメサイア 6500円
3連複
ヤマニンアラバスタエアメサイア=スイープ 500円
計7000円

*1:スイープトウショウは今年脚質転換して、追い込み一辺倒ではなくなっている

*2:これは調教スタッフ側が把握したことも大きいだろう

*3:ステイゴールド