アーリントンカップ

ターフの紳士

こういう馬場ではっきりしているのはまずサンデー系全滅。スペシャルウィークだけはなんだかんだで対応してくるんだが、基本的には切れを重視していたサンデーというのはもう目もあてられない状況になる。


とりあえずこの馬場ではキンシャサノキセキの1.33.6というタイムはあまり価値がない。それならば、トップオンザターフの札幌1200mでの逃げ切り圧勝やレッドバースピンのハイラップダート経験*1のほうがよっぽど重要。



そもそも、キンシャサノキセキのあのタイムというのはアドマイヤカリブがひっぱってつくったもの。クロッカスSでそのアドマイヤカリブからハナを奪って逃げたのがステキシンスケクンDanzig の直仔でワンペースで逃げさせたら相当な強さのようだ。この馬がハナを主張したらまずゴウゴウキリシマといえど、逃げられないだろう。


芝が重いため、実質のペースは相当に速くなる。道中で刻むラップが12秒だったりしたとしても、それは通常の12秒とは性質が大きく異なる。こういうレースになると、逃げる馬とインベタの馬が強い。そういう意味で確実にハナをとってくれそうなステキシンスケクンは軸には最適だと思う。ちょっと怖いのは鞍上のペリエか。こいつは本当に空気読まずに飛ばしまくることがある。相手筆頭は好枠のゴウゴウキリシマ。この枠なら逃げなくとも前々での競馬が可能だろう。というか、この馬名前がダサすぎて永久に人気にならないと思う。まずこの2頭がどっちも連にいないというレースにはならないだろう。


次には前走ダートでも期待の意味をこめてレッドバースピンを選ぶ。アイルランド世界遺産 Giant's Causeway 産駒なのだが、ダートで一気の差し切りを決めるという強烈なレースをしている。500キロを超える馬。最後にアマノトレンディー。このばは不良馬場でべちょべちょなのにテン3Fが34.3というレースを先行してねばった馬。これは強い。


キンシャサはこの馬場で、阪神マイルを14枠から、2歳半で馬券内に入ってこれるようだったら本当の怪物・奇跡と見て良い。この2戦で圧倒的に図抜けた活躍をしたわけではないから普通に消す。


本当はペリー、アドマイヤディーノ、トップオンターフの札幌勝ちあがり3頭を選びたかったんだが、いかんせん外。これはきつい


一応の印と買い目(普通にあしたの馬場次第で大変更もありえます)
◎紳介兄やん
ゴウゴウキリシマ
▲レッドバースピン
△アマノトレンディー
注トップオンターフ、ペリー、アドマイヤディーノ


馬連4点
◎=○ 1000円
◎=▲ 500円
◎=△ 500円
○=▲ 500円
計2500円

*1:しかも芝スタートの1600