飯を食みながら根拠のつづきを
ネットカフェで飯を食いながら根拠のつづき
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ディープインパクトをアっと言わせたシーン、観客をあせらせたシーンとは?
この情景を思い浮かべたときに出てくるのはいつもノリだった。
弥生賞であわやの押し切りを決めようとしたノリ
菊花賞では思わぬ先行策で逃げ切ろうとしたノリ
ここではまだもう一歩だった。
そして、有馬記念ではコスモバルクにはねとばされさえしなければ
ディープインパクトをしても3着に沈めていただろうノリ
極めつけはハーツクライはある意味ノリ
ノリはわかっているはずだ。
ディープインパクトを寄せ付けないためには何をすればよいのか。
ここのところのリンカーンは菊花賞のような追い込みではない。そして、リンカーンの最大の持ち味は3歳時の有馬記念のような先行押し切りのパターンである。だいたい、最終おいきりが走ってないなんていわれているが、もともと坂路で54秒もだせなかったような調教怠慢馬が先週51秒とか今週53秒とか出している時点で絶好調といわざるを得ない。
さらに、今回の天皇賞はディープインパクトという馬がいるにもかかわらずフルゲート。勝負を避けてきたなどという話は一度もなかった。先行力と最強の騎手を手に入れたリンカーンなら、ディープとの間の10数頭の壁を使って粘りきってくれる。
ノリはハーツクライのように逃げるんじゃないか?
さあ奇策を待とう