エリザベス女王杯

みなさまお久しぶりです!久しぶりのネット。それではさっそく予想しますよー


王者として迎えられるカワカミプリンセス。その重圧は容易ではない。本来、挑戦者が王者として迎え入れられる不利は目に見えるものがあるが、こと牝馬、そして3歳となるとその中身は大きい。また、今までは3歳のライバルとしては結果的にアサヒライジングフサイチパンドラだった。そうなれば、前だけ。今回は後門の狼にスイープトウショウヤマニンシュクル、ディラデラノビアといった決め手を持つ馬が待ち受ける。3歳の本番を終えた時期に、このレースを目標としてきた馬達から逃げ切れたら歴代最高の牝馬であろう。


スイープトウショウは1番人気が苦手なタイプの牝馬である。マークがはずれているころほど走る。それは調子どうのこうのという問題ではなく、つまりノーマークでならいつでも力を発揮できる状態にある。


■ 華をとるのは
ペースの鍵を握るのはなんといってもアサヒライジングだろう。驚愕の先行能力を持つアサヒライジングが絶好枠1枠1番を引いた。隣から5枠までが差し傾向のある馬で固まっているため、まず間違いなく先手。そして、シェルズレイ。ワンラップワンペースを至高とする2頭が京都2200mの旅路を引っ張る。おそらく道中ではほとんど息を抜くことなく、12秒前半のラップを刻むことだろう。それがこの2頭の競馬であり、逃げて押し切る競馬というものはレースでの勝利に最も近いものである。そして、シェルズレイを操るルメールは先行する馬に乗せて文句ない競馬をする。


■ ワンラップワンペース
タップダンスシチーが信条としていたこの戦型は、同型がいなければほとんどの条件に左右されない最高の競馬である。本当に強い馬しかできない。そして、たとえばその馬が自分のペースを作って負けるのだとしたら最高の競争能力を持ち、道中で一本も息をあげなかった馬と言えるだろう。
あがりすぎたペースに敗れたとすれば、残るのは最高の心臓を持つ馬と息を潜めて追い込むノリだろう。


■ その競馬を破るには・・・
サンデーサイレンスではない。アサヒライジングを目標として、カワカミプリンセスを破るには単独で動ける力を持つ馬とその馬のことを信じきることができる騎手。以上の2点である。

■ この条件
当て嵌まりそうなのはまず
スイープトウショウ
ヤマニンシュクル
アドマイヤキッス
アサヒライジング
フサイチパンドラ


この五騎で必ずやカワカマプリンセスを破ってくれるであろう。


なかでも
スイープトウショウ
ヤマニンシュクル
アサヒライジング
この牝馬は自分だけでレースができる異才


府中牝馬ステークス
異例のスローで後方からはノーチャンス。ここでは負けてしまったが、ヤマニンシュクルの評価を下げることはない。スローのあがり勝負は苦手とするジャンルで、安定感のある馬が東京ではからきしなのだ。


一発で刺すのは十八番。じっくりインベタにできる最高の枠。復活の条件は揃った


ヤマニンシュクルがくるなら、相手はスイープトウショウでもう間違いない。そして、この枠のアサヒライジングはどうみても賭けてみたくなる。


ヤマニンシュクル
スイープトウショウ
アサヒライジング


3連複がよさげかな