アルゼンチン共和国杯のテーマは長距離適正
今日の東京芝
芝刈りをしなかったことによる影響か先週のようにサンデー系が台頭してきていたのとはガラリとかわってきた。ただし、内目を通った馬が伸びるというのはあまり変わらず。外枠の馬でもいかに内のポジションがとれるかが重要になりそう。気になるのはこのレースに3頭いるトニービン*1の凡走が目立つというところか。
展開
10中8,9はニシノサブライムがハナをとるだろう。田中騎手が乗るときはこの馬はここのところハナを切っている。シャーディナイスがそのままついていき内3頭は後ろにさげてマーブルチーフがイン先行で追走。これで全く問題なく馬群はつくられそうだ。最初のスタンド前での争いだけのラップでその先は13秒近くまでペースを落とす。3コーナーまでそのペースで入っていきラスト4F勝負。勝つのはきっちり折り合って長く速い脚を使える馬で騎手の立ちまわりも重要。決してまくってはいけない。長距離で強いこと、騎手がちゃんとわかっていることが重要
そういう意味で一貫して同じ騎手が乗っている馬をピックアップすると
この6頭以外が勝つのはむずかしい。
ダイタクバートラ小牧 1−0−0−4
マーブルチーフ 池添 3−1−0−10 京都新聞杯
シャーディナイス蝦名 2連勝
グラスポジション柴田 3−2−0−1
チャクラ 後藤 1−0−1−5
ナムラサンクス 渡辺 4−3−1−5 ダイヤモンドS
スーパージーン 中館 2−1−0−1 新潟記念
ダイタクバートラム
58.5キロは仕方のないところだろう。休み明け2戦目の目黒記念で後方のインから使った脚色からしても500キロ近くある馬体重からしてもハンデをそれほど苦にする馬ではない。2400以上の成績ではほとんど差をつけられていない。前走は来るしまぎれの逃げ。京都のトリッキーなコースにおいて小牧騎手が1800mの距離経験からスタートが抜群で単逃げになったのが損。そうした時点で勝負は決定したようなもの。それであれだけ粘ったのだから優秀。今回はそういうこともなく、小牧騎手も明らかにうしろから。北九州記念のような乗り方でいくだろう。ここからジャパンカップや有馬記念を目指していくべき馬。勝ち気配が異常すぎる。
1着
スーパージーン
好調さなどを考えるとこの馬も中館騎手が手中に入れていて2200以上ではほとんど馬券になっていることからしても確実に上位にからんでくるだろう。ただし、すでに8勝の6歳馬。ここでG2を勝つというのは考えにくい。決め手と枠からするとダイタクバートラムやグラスポジションが上にくる。2,3着
マーブルチーフ
この馬は速さと立ちまわる器用さがない。それで、京都大賞典ではあれほどのあがりの競馬になってくると勝負どころでてまどって離されてしまった。おそらく今回はかなり早めに動いてくるだろう。洋芝の長いこの馬場は他馬の足もとを苦しめてそれでも粘らせてくれるだろう。ハンデの54キロも最高。1,2,3着
グラスポジション
3連勝で前走2000mの勝負でも勝てるリアルシャダイとなれば全く抜け目がない。戦った相手あたりを考えると評価を高くしすぎたくはないが、2000mの準OPすら完勝。休み明けを完勝した後でのハンデ55キロと4連勝するほど都合は良くいかなかった。準OPからの昇級でG2勝ちを許すほど甘いメンバーではない
スウィフトカレント
これだけの素質馬が休み明けから仕上げてきたのは菊花賞狙い。この挑戦は先へつながる。だが、前走はレベルが高くなく評価はできない。
ナムラサンクス
重要なのはどれだけ馬体がもどっているか、中間の調教はきっちりやっているだけにこれで馬体が戻っていたら状態も良いと見てよい。となると京都コースでの長距離スロー4F勝負を何度も制覇。明らかに東京むきの脚質から上位争い確実。状態次第
レニングラードについて
福永がラインクラフトに乗るんだからあんまりやる気ないんだろ。というのは冗談半分だが、2400m以上に勝ち星がないのが苦しい。紛れても3着まで
◎ダイタクバートラム
○スーパージーン
▲マーブルチーフ
△グラスポジション
△ナムラサンクス ただし、体重470以上ならば
◎→○▲△
▲→○
馬単4点
3連単ならばスーパージーンの2着か3着づけをしてみたい気がする
これでナムラを抜いたら4点。なかなか面白そう。
1着 ダイタク マーブル
2着 スーパージーン
3着 ダイタク マーブル グラス (ナムラ)
ファンタジーS