万葉S 〜ハンデ戦になった名物3000mレースだからこそ狙いたい〜

どーもー。JRAのHPを見たらHTML版がなくなっててFLASHだけになってしまっていて残念ないわさしです。おかげで、競馬番組も実に見にくい位置になりましたね。このHPを始めたきっかけのひとつでもある馬場情報保存計画のために馬場情報を見るのもトップページからは見にくいしよう。テキスト版をみたほうがいいのかな。



京都11R 万葉S 3000m


ドンカスターSが無くなったため、年間に3000m以上のレースはこのレースを含めてたったの6レース*1となってしまった。全てがオープン戦。さらに、最近は長距離といってもちゃんと逃げられる騎手が少ないため、結局はあがり勝負。ペースが読めないため去年の天皇賞・春の結果を生み出してしまう。ステイヤーの血は淘汰された。ずぶいステイヤータイプが出世するのは難しい。3歳秋までに完成させて菊花賞を勝つしかない。近年ではヒシミラクルなどは菊花賞の抽選に通ってなかったら条件戦をうろちょろしていただろう。万葉Sはハンデ戦になった。これはダイヤモンドSと同じく、長距離オープン馬が集まりにくい状況の打開案。頭数を集めるために下級条件のステイヤーをつのるのが目的である。


現在の3000mの競馬はスタミナ比べではなくロングスパート比べ。このレースも例外ではなく、テイエムイットーの単騎逃げが濃厚な展開


2 4 3 1 5
9 6 7 8
おそらくこういう隊列で進む。騎手を見ていくと、動きそうなのは武豊くらい。それもテン乗りでおそらく早く仕掛けて出しぬくというレースをするだろう。


だが、そういうレースも1000m仕掛けでもアイポッパーの京都でのレースっぷりを見る限りチャクラが勝ちきるのは難しい。毎年ハイレベルな古都Sだが今年も例外ではなく1〜5着が全て次走で入着と準OPでもかなりのレベルであった。スローでもロングでも差し合える脚がある。連対できなかった2戦も0.1差と目黒記念の0.5差だけ。ここがアイポッパーの出世レースになることは間違いない。1着軸


このレースにおいてチャクラは匠な早仕掛けさえすれば、天皇賞4着の実力馬。他のメンバーに負けることはない。


だが、今年からハンデ戦になったという万葉Sに格好の超長距離血統馬が出走してくる。ハイフレンドトライの戦績をみていくとダート戦では追走もままならず泣かず飛ばずの成績。それが新潟2400で掲示板に乗り、東京2300で3着、福島2600をまくって差し切った。この馬の素晴らしい点は芝に使いはじめてから10戦。全てのレースで4コーナーの順位よりも上の着順。それもどのレースも5頭以上を抜き去っている。前走のステイヤーズSでも500万からの超格上げ挑戦ながら2着からは0.2差。それも14頭立てで立ちまわりに戸惑い、4コーナー最後方からの7着。万葉S→ダイヤモンドS→阪神大賞典がこの馬の試金石。それ以降は適鞍が無くなってしまう。このリアルシャダイ産駒が51キロならば武騎手の早仕掛けについていくことで、OP馬をねじ伏せることができる。小林騎手にそれができれば。


次点で評価したいのはダンスインザダーク産駒の2頭。アンフィトリオンファストタテヤマ。この2頭は武騎手が何もしなかったら一緒につっこんでくるだろう。もちろん順序はファスト→アンフィトリオンの順。3→5→9の3連単は妙味ありそうだが、武騎手があのレベルの馬にのって動かないとは思えないのでこのパターンは考えないことに


結論
アイポッパー
○チャクラ
ハイフレンドトライ
馬単2点  ◎→○、▲ 各500円
3連単2点 ◎→○、▲ 各500円

計2000円

*1:万葉、ダイヤモンド、阪神大賞典ステイヤーズ、天皇賞菊花賞