スプリングS 

最内に逃げのワールドアベニューが入ったがそれほどテンが速いわけではない。強引にハナが欲しいタイプでもなく、マキハタサーメットがかなり良い位置で競馬できそうだ。前にいくのが1,8,12,13つづいて2,3,10,14という隊列。内外にかなりゴチャつく展開になるだろう。結局、行くことになるのはマキハタサーメットか。
□プロフィール□
ヴァーミリアン デムーロ
ラジオたんぱの勝ち方はスローでの前残りというものではなく楽に下り、坂で突き放すという王道中の王道の競馬。
現在までに経験してきたレースは全てスローで流れているために今回は楽に先行という形にはならないだろう。中段外の追走となれば、内から差すスキップジャックなどと比較すると分が悪い。ただし、デムーロは外外を追走するだけというアホな競馬はしない。父エルコンドルパサーだが雰囲気はサンデーのもの。今回行なうであろう好位からの競馬が次からの競馬になるだろう。
賞金2000万でローゼンクロイツあたりのかねあいを考えると皐月賞に出られるか怪しいため、ここは是が非でも3着という意気込み。


マキハタサーメット 松永
きさらぎ賞2着
自分の走ることのできるペースが速くバテることのない馬。今週の中山のような馬場で先行できるのは強い。500万下までを1200mを使ってきて勝ち上がってきたようにスピードセンスも申し分なし。きさらぎ賞でみせた距離への対応からするとここでも最有力。


ペールギュント 柴田
ペールギュントはゲートは悪くないがそこからの加速が遅いのでどうしても位置どりは後ろになってしまう。今の中山芝状態。柴田騎手は当然わかっているはずなのだが、どうしても彼がインをズバッとついてくるシーンが思いつかない。複勝圏をはずしていない馬で、この安定感なら外から差しても3,4着には来るだろう。後方からの馬はペールギュントより速い脚が使える必要がある。

さて、重賞初挑戦組のなかで3着に入り皐月賞出走圏を取れそうな馬もあげてみたいと思う。内の有利さを考えるとペールギュントより内枠である方が良い。

ワールドアベニュー 横山
とにかく絶好枠である。500万東京1800での逃げ切りがあるため、なんとか前にとりつけてペールギュントの脚さえ封じれば3着粘り込みもある。

スキップジャック 勝浦
ペールギュントと比較しても十分速い脚が使える馬。勝浦騎手の性格からしても内を切り裂いてくるレースをしてくることが容易に想像できる。蛯名、安藤、横山というあたりが内を空けてくれるかどうか。


結論
マキハタサーメット
ヴァーミリアン
スキップジャック

馬連2点
◎=○ 3500円
追記:デムーロが風邪でヴァーミリアンは北村騎手に乗り変わりのようですので、買い目変更します。ヴァーミリアンが勝つのはデムーロの騎乗が必須ですから。
◎=▲ 500円1000円
馬単
◎→○ 500円
3500円1500円